検討の結果 - 2002年10月20日(日) 私は洗濯も、嫌い。 新婚の時こそ、毎日毎日小マメにしていたものの、結婚生活ももう8年目、 しかも夫婦2人の生活、 新鮮味も汚れ物の量も少ないのに、そんなに頑張ってどうする。 で、ここ最近にいたっては、溜めて溜めて溜め込んで「これはもうダメだ」と なった時、ぐわぁ〜〜んと一気に洗濯機を回す有様である。 ”もうダメだ時”それを教えてくれるのは、もちろん旦那。 風呂に入る直前、タンスから下着を取り出しながら 「明日のパンツがありません。靴下ももうヤバイです。」と私に申告が来る。 私の反応がイマイチ鈍い時には、ダメ押しのように 「いいよ、パンツを裏返してはくから・・・」との寂しげなセリフが さらに加わったりする。 そうまで言われては、洗濯をしない訳にはいかない。 だいたいパンツを裏返しにはかれて翌朝スーツを着られては、 シークレット部分の汚れがそこに付いてしまい、 スーツのクリーニング代も余計にかかってしまう。 なんて不経済!ここは一つ頑張らなければ。 私はようやく奮起するのである。 洗濯をするとなると、2回や3回は洗濯機を回さなくてはいけない。 干すのも大変だが、取り込んで畳むのも、もう大変。 すっかり乾いているのが分かっていても、ついつい見て見ぬふりをして 2日ぐらい過ごし、下着や靴下が欲しい時にはべランダという ”青空ダンス”又は時間帯によっては”夜空ダンス”から 必要な物を取ることもしばしば。 まあ、場所は問題ではない。どこにあろうと、要するに”替え”があるということ が重要だ。 そんな事を繰り返していた先日、 旦那が帰ってきたと思ったら、私に向かって、 「おい!今朝、ベランダから靴下を取ってはいたら、左右違う柄だったゾ!」 とめずらしくムッとしながら言う。 そして、そのマヌケな足元が人にバレないか心配だった、どうしてくれる! と鼻息が荒い。 ・・バカな。 ズボンの裾からチラチラとだけしか見えない靴下を気にするヤツなんていない。 それとも、人の足元にばかり注目できるほど、会社のみんなは暇なのか!? 私は彼に諭すように言い聞かせた。 どうして、ちゃんと確認しなかったのか?と。 だってそうだろう。 洗濯という使命をまっとうし、清潔なものが身に着けられる という環境を整えた私。 それにも関わらず、朝の忙しさに紛れての確認ミスをやらかした旦那。 どちらに落ち度があるかは、火を見るより明らかだ。 ひとしきりの検討の結果、我が家では旦那が悪いということになりました。 おしまい。 ...
|
|