1リットル - 2002年10月01日(火) 昨日、深夜一時、旦那とラーメンを食す。 ズルリと一口すすってみると・・・ ・・ゲッ、しょっぱい、味が濃い。 舌に粗塩を振りかけたみたい。 (私の舌は牛タンか。) 実はラーメンが「もしかして、しょっぱいのでは?」と いうことを、私は出来上がりの時点で予想してた。 さすが私、読みがいい。 片栗粉を入れたわけでも、ましてや「とろみがウリ!」の 商品でもないくせにスープが異様にトロ〜〜リと していたからである。 インスタントラーメン作りに関しては、プロを自認していた 私だが、昨日はいつもの一人分ではなく、旦那のも入れた2人分。 その人数変化が私のプロとしての感を狂わせたのに違いない。 原因はハッキリしている。 鍋に入れた水の分量が少なかったのだ。 私がラーメンを作る時、鍋に入れる水の量はいつも目分量。 私だから当たり前、である。 それが、2人分だったために目が正確に 機能しなかったってことなのだ。 で、薄める為のお湯を沸かしながら、 「食べるの止め〜〜!」と旦那に大号令。 しかし、その日に限って「今日は海苔ラーメンね〜!」 などと、大量に岩のりをトッピングしちゃってたもんだから、 お湯を沸かしてる最中も、そいつらがどんどん汁を吸っちゃって、 もう、どんぶりの中は海苔がたっぷり入った焼きそばみたいになっている。 旦那は旦那で、箸を右手に持ったまま、ポカンと口を開けたまま 待っていて、その姿はまるでツバメのひなのようであった。 ようやく待望の湯が沸き、適当に足してみる。 しょっぱさはなくなって、ちょうど良い濃さになったものの、 別に変な液体を足したわけでもないのに、どーしたことか味が イマイチ美味しくない。 初めから入れてあるのと、後から足すのでは 全然変わらないと思われるのだが、美味しくない。 へ〜、不思議なもんだぁ〜〜と妙に感心しつつ、 もったいないので全部食った。 ごちそう様をして、どんぶりを流しに置き、 捨てたラーメンの袋をゴミ箱から拾い、裏の”作り方”を見る。 すると「500mlの水を鍋に入れ〜〜」と書いてある。 一人分500ml。2人なら1リットルの計算だ。 1リットルの目分量はきつい。さすがに測らなければ・・。 ガチャガチャとどんぶりを洗いながら、 今度から飲んだ後のペットボトルは捨てないことにしよう・・ 特に1リットルのは・・と、ひたすら思う私であった。 おしまい ...
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