七竃雑記帳
桂木 炯
いざ熱帯!
突然、植物園に行きたくなった。
昔は天王寺にこぢんまりしたのがあったんですが
公園の改装とともにさらにこぢんまりとしてしまい
足を運ばなくなってしまいました
しかし、昔のそこはなぜか熱帯温室に異様なこだわりがあって
せまーい所にぎゅっと色んな種類を押込んだ
ちょっと寂れたいい感じの所だったんですよ
蘭が多くてバナナの木が大きくて睡蓮も多くて
何より食虫植物が多かった
(すごいこだわりだった記憶がある)
そのかわり散歩道と称する庭園は気が抜けきっていて
うっそうとしすぎて薄暗くて、ベンチが妙に外国風で(笑)
で、今、大阪にある大きな植物園といえば
EXPO'90「国際花と緑の博覧会」で
大阪市のパビリオンとして建設された
「咲くやこの花館」
(さり気に日本最大級らしい知らなかった)
行ってきましたよ
外観の睡蓮の花をイメージしたうんぬん・・を撮らなかったのは
単に改装工事中だったからです(笑)
4つのエリア分け(極地圏等小さな展示もあわせたら8つ)
その最初はもちろん
熱帯雨林植物室
おりしも外の気温は20℃近く室温は30℃以上
その上、一番日光が当る時間にガラス張り
すいません普通に玉のような汗をかきました私・・
ジャングルですな
そして、気合いの入った熱帯睡蓮ゾーン・・
が、柵の金属が熱くて持てないような状態
私ね、睡蓮すごい好きなのに、じっくり鑑賞してたら
干上がりそうでね、そそくさと移動(移動しても熱いけど)
『ニンファエア
「ディレクター G.T.ムーア」』昼咲き
熱帯花木室
は、同じ温度のまんま(笑)
花は極彩色ですが・・そこここに三脚が
凄い本気ですよみなさん!それもそのはず
なんでも、ヒスイカズラという珍しい花が見ごろだそうで
えーと写真撮ろうと思ったら
目前にベストアングル日差し待ちの三脚が2機・・・
私、携帯しか持ってないんでアングル位置に
踏み込めなくて断念
本当にキレイなヒスイ色の藤のように下がった花
光沢も植物っぽくありませんでした
『カリアンドラ・エマルギナタ』
熱帯のマメ科の花って線香花火のようで可愛い
『エンゼルズトランペット』
私はダチュラで覚えていましたが
別名チョウセンアサガオ
(江戸時代の蘭学医・華岡清洲がこの植物からとった麻酔薬で、
乳癌(がん)の摘出手術を行ったのは有名
でも、奥さん進んで実験台になって失明しちゃってるんだよね)
花が上向きのものもあったり、色が違うものもあるけど
大抵アルカロイド系の毒素があるので汁などが体内に入らないように
したほうがいいのは一緒、でも結構普通の家に植えてあって恐い
サボテン・多肉植物室
少し涼しくはなったけど
乾燥地なのでね、見た目にカサカサでね
結局写真撮りませんでした(笑)
高山植物室
ここが一番の売りかもしれない・・・
一気に寒くなります、さすが高山!
でも、私さっき凄い汗かいたんで一気に寒いんですけど(笑)
大抵の花がひっそりと小さく咲いてます
風の強い所の植物なんだなって感じ
一見可憐なものが多いです
春の風物詩だという説明があった
『クマガイソウ』
そして
「ヒマラヤの青いケシ」という別名で名高い
『メコノプシス・ベトニキフォリア』
(しまった案内のおねぇさんが写ってしまった!/笑)
そいでもって
以外と小振りな
『クロユリ』
展示室
世界最大の花ラフレシアの模型や
つぼみの樹脂加工したものがあります
以前花のも展示していたけど今は違うところにあるはず
(借りてたのかな?)
砂漠地帯で自生する一科一属一種の珍しい植物
二枚の葉っぱを死ぬまでのばし続けます
その上絡まって(こんがらがって?)いくらしいです
樹齢が長く驚くほど長寿
『Welwitschia 和名:奇想天外』
久々で楽しくて、楽しいあまりに
写真を撮りまくったら、えらい重い日記になってしまいました
申し訳ないです〜
時間あまりなかったんで、全部見切れなかったので
今度はゆっくり行きたいです
勿論、熱帯雨林は半袖で。
2004年03月16日(火)
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