今日もガサゴソ
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長年の介護疲れと 父の食が細くなったことへの苦悩 父をベッドから車いすに移す介助の困難から 母は倒れてしまいました。
今回、母が記憶を無くしたのは 一日だったのですが 普段通りに回復してからも その一日のことは思い出すことが出来ないようでした。 そして、その倒れた日の前の記憶も 少し途切れがちのようでした。
病院から戻ったばかりの母は 色々なことを凄い勢いで話していました。 心に溜めていた思いを とにかく吐きだしてしまうことが必要なのだろうと思われました。 病院から戻って2,3日は ひとしきり喋ると 疲れた、とかふらふらする、頭がぼんやりするといい 促すと素直に横になりこまめに眠っていました。
父の要求に従って 夜通し眠ることができない日々が続いていたので もしかしたら、眠ろうと思ってもなかなか眠れないというような 睡眠障害がでるかなぁと心配でしたが それはまったく心配無用でした。
眠いと感じたときに横になり 眼が覚めるまでぐっすり眠ることの癒し。
父の様子を見るために出かけるたびに ちょっと贅沢なケーキや和菓子などをお土産にして 運転を引き受けてくれている伯母と 食後の一口を楽しんで貰えるようにしました。
それから、応接間から父のベッドが運び出されたあと 家具をもとのように置くことに 母には少しためらいがあったようでした。
おかあさん、言いにくいけれど言っちゃうね この家に、お父さんが戻ってくることはないんだよ 次にお父さんが移るのは ふくろう家に造る、お父さんのお部屋なんだよ
あーー!そっかーー!! そうだね、そいうことなんだね!
うん、そうなんだねーー!
両親が私たち一家の家に来るということが ずっと前から口にしてきたことだし この度も、本決まりということで 大きく動いているにも関わらず まだよくイメージできていないというのも事実に 私も母も驚いたのでした。
母は着実に元気を取り戻しており 昼間は用足しに出歩く私と伯母のために 母は嬉しそうに料理をしていました。 夜は方眼紙を持ち出して ふくろう家の増改築計画を練ってみたり ドラマを見たり 飽きることなくお喋りに花を咲かせていました。
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