今日もガサゴソ
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| 2004年03月17日(水) |
ボロボロの肌掛け布団 2 |
中学を卒業して進学のために家を出るときに 母が寝具一式を新しく用意してくれました。 そして、どうか頼むから 「ピンクの毛布」だけは置いていってくれと言いました。
丁度その頃、実家は都市計画の区画整理で 家を新築したばかりで 家中のモノがドサクサと入れ替わったりしていました。 私としても、中学2年の時にボロボロになって 詰め物も露出したようなピンクの犬を 自分で焼いて弔ったことで 踏ん切りが付いた気がしていました。
でも、毛布を知らないうちに処分されるのには 抵抗があったので、使う使わないは別としても 毛布は風呂敷か何かに包んで持って出るつもりでした。 でも、母は絶対に捨てたりしないからというのです。 私も、潮時かも知れないと思って 毛布は置いて行くことにしました。
夏休みで帰省したとき、 母に、毛布に私の古い布団だった綿サテンを接いで 裏打ちをしておいたからといわれました。
それはとても大変なことだったと思うのですが 私にとって大事だった肌触りが失われていました。 試しに毛布を裏返して使ってみましたが 襟元のすべすべ感はあるものの、元と同じではありませんでした。 何より毛布の重さが変わっていて 本当にガッカリしました。
そのあとは二度とその毛布を使いませんでした。
以来、人目をはばかるような寝具に執着したりしないように 気を使うようになりました。 それから何年も何年も過ぎて 私はキルトを作るようになりました。
何故キルトを欲しいと思ったのか 実はこんなところにワケがあったのかな。
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