今日もガサゴソ
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| 2004年03月16日(火) |
ボロボロの肌掛け布団 1 |
小学校5年の時、 スヌーピーの登場するピーナッツコミックスに出会いました。 チャーミングな登場人物たちの中で ライナスが毛布を持ち歩き 座れば指をしゃぶりながら毛布をスリスリしているのに 衝撃を受けました。
実をいうと私にも「ピンクの毛布」と呼んでいる 肌掛け布団があったのです。 持ち歩くことはありませんでしたが 新しかったときはツルツルしていた化繊の布が すり切れてしまって 中綿が毛羽立つこともなくなるほどに 凄い毛玉状態になっていました。 あまりにも見苦しいので 何度も捨てられそうになったのですが 襟元のツルツルした感じと足のあたりのザラザラ感が 私にはどうしてもたまらなく安心できる感触で、 同じようにボロボロになってしまった ピンクの犬のぬいぐるみと、このピンクの毛布は トップシークレットのプライバシーだったのです。
弟はビロードに執着していて 枕をビロードにしてもらって満足していました。 父は、私と弟が奇妙な感触に執着しているのは 根性が足りないせいだといって 時々それらを取り上げようとするのですが 私も弟もそれを取られそうになると 半狂乱になって泣きわめいたり 何もかも放棄してぐったり寝込んでしまうので あまり強硬なことはしませんでした。
母は自分が子供に愛情を注いでいない 冷たい母親だと思いこんでいて 子供がそのようなものを欲しがるのは 自分のせいだと考えていたようでした。
コミックスの中で ライナスは毛布を愛し、ある時は毛布と別れる決心をしてみたりします。 ある時は、他の子供たちがライナスと同じポーズをして 癒しを求めてみたりします。 ライナスが大人になってどうなるのかは 誰にもわからないのですが ライナスが自立心のない根性の足りない子供ではないことだけは 確かなように思われて とてもとても安心したのでした。
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