今日もガサゴソ
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2003年05月30日(金) 商魂

そんなタイトルの人気TVドラマがありましたな。
随分昔だけれど。
そうね「おしん」、国民的大ヒットのドラマだけれど
あれがドラマとは感じられない空気が
父の一家にはあります。
あんまりマジに商魂について書くのは
企業秘密を公開するようなもので
ご先祖に申し訳ないので
愉快なエピソードをふたつみっつ披露します。


父のすぐ上の兄が
小学生の時学校の校庭で石につまずいて転びました。
ふと石をみるとナニやら黒光りしているではないか。
持ち帰って家の者に見せると
これは「鉄鉱石ではないか!」ということになり
一家は色めき立ちます。
小学校の校庭に鉱脈があって、それを発見したとなったら!
こ、こうしてはいられない!

深夜、こっそりスコップやツルハシを持って校庭に
行って、大穴を掘る一家、ご苦労様です。

実はこの校庭、造成するときに製鉄所から出た
残骸(ノロカスと呼ばれていました)が使われていて、
たまに混じっているんですよ。黒ダイヤ、もとい!鉄鉱石。



校庭篇もう一つ
子供たちの運動会である。人が集まる。
そういうときは何か商売をしないとね。
そうだ、あれだ、飲み物を売ろう!
麦を念入りに煎って煎って、香ばしく、濃いめに。
濃〜い麦茶にお砂糖を入れて

名付けて「文化コーヒー」

はい、大変よく売れてウハウハ、だったそうです。



戦死した伯父のお嫁さんも
若くして未亡人になりましたが、
人が集まるところに行くと「何か商売をしたいな」と
思ったそうです。
花見に繰り出しても
人出があると「ここでおでんの屋台を」とか
「だんご屋をひらこうかな」とブツブツ言っていました。
その伯母は、ある時
麻雀ブームにのっかって
雀荘の経営に乗り出して四年間、大いに楽しみました。
客が自分で自分の面倒をみるので
愉快な商売だった、と晩年、懐かしんでいました。



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