今日もガサゴソ
INDEX|戻る|進む
結婚して初めて 亭主の実家に行ったとき、 親類縁者が大集合して 私たちの結婚を祝う宴会をしてくださいました。 そのとき、 何が強烈な印象だったかというと 当時三歳だった甥っ子の すさまじい元気でした。
お客がたくさんで興奮していたらしいのですが その元気ぶりといったら
田んぼを泳ぐように歩きまわって長靴も見えなくなるくらいの ドロドロ下半身のままお座敷を走り回る 鴨居にぶら下がって猿状態だという ベッドのスプリングがぶっちぎれるほどはね回る 強情をはる お菓子食い放題ジュース飲み放題 電話がなったら自分がでなくてはいけない 何もかも自分でやるといって聞かない 冷蔵庫の上にあるココアの缶を取るのに 冷蔵庫の扉をあけ、扉の内側によじ登ってゲット コップは食器棚によじ登ってゲット こぼそうがまき散らそうが し放題.....
義母は「お嫁さんに遠慮で叱れない」 兄嫁さんは「おばあさんに遠慮で叱れない」 とすまなそうに呟く 義兄は思いっきり拳骨をくれるけど 「痛くね〜ぞ〜」と叫ぶ〜!!
厳格な父にギチギチに躾られて育った私は その無法ぶりに 吐き気とめまいが....。 亭主に「ここではしつけをどうしているのか」と こっそり聞いてみました。
「ここんちの長女、どう思う?」 「中学生の子ね。落ち着いて賢くてよい子だよ」 「あいつはもっと凄かった。気難しくて」 「げ 」 「あいつらの親父はもっと凄かったらしい」 「ふげっ」
「子供なんてこんなもんさ。親の背を見て育つんだよ。 大きくなればホレ、こんなもんだよ」
「あなたはどんな子だったの....」(不安...絶対不安!)
「俺は、神童と呼ばれていました。」
目が点になっているところに ゴットマザーが登場して
「どの子供も同じだった〜」と一声。
あの嵐のようだった甥は 高校を卒業です。 なぜか私を親密に思ってくれていて 特別にかわいい存在です。 穏やかで、健康で、優しい少年になりました。 彼の人に対する優しい気遣いは語りぐさになるほどです。
亭主の一家の濃厚な情愛に裏打ちされた 暮らし(もはや育児ではない)を思うと 自分の子育ての悩みなんて 一過性の気鬱かもと思ってしまいます。
悩んでいるより 散歩でもして体力を絞り出して 昼寝しよう!
子供が寝なくても あたしは寝るぞ〜と決意して 転がる日々です。
泣きやまない子を抱っこして うろうろしながら 結構本も読んでいたし スカパーで映画も舞台も観ていたっけ。
睡眠障害は前からだし 子育てのせいでよけいに酷くなったってことはなかったみたい。 かえって、子供のお世話に忙しいからって いろんなことを後回しにして のんびりできたような気がするな。
これからも もっと悩みは出てくるんだろうけれど アトピーで少しかゆくて 時々喘息がでる程度で、元気だし 今日まで私も 身体が弱い〜とわめきながらも なんとかやってきたから
大丈夫。
明日もきっと 素敵な日。楽しい一日。
|