今日もガサゴソ
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自力で排卵があってから半年近くして 犬の散歩も快調で 雪の多かった冬も歩き通して 芽吹く桜に慰められながら春を迎えました。
手綱を身体に巻き付けるタイプのものに替えて 手指のこわばりも消えました。 歩くことが楽しく、ゆとりが出てきたのに どうしてか空虚な心持ちに襲われて 困ってしまいました。
ぽっかりと明るい空洞が 胸の中にあるようで ふわふわと哀しく なにも手に付かないのです。 かかりつけのお医者様に相談して 軽い安定剤を服用して様子を見ることにしました。
散歩には行くのですが やはり手は動かず、そのうち めまいと吐き気で 泣きたくなるような毎日が続くようになりました。
婦人科のホルモン治療を止めたことで とうとう更年期障害が出てきたんだなと思いました。 横になるたびに 次に目が覚めたときには 立ち上がれないのではないかと思うくらい 具合が悪くなって どうしてか酸っぱいものが欲しくて 冷蔵庫にあったレモン果汁の大瓶を 水に振り込んであっという間に飲んでしまいました。
近所のお散歩仲間と こんなのはまるでつわりみたいだよね〜。 ホルモンがおかしいとつわりと似てるんだよね。 こんなのをイツワリっていうのさって笑ったりして ふと、もしかしたらという気持ちが 湧いてきました。
その夜、亭主の帰宅を玄関で待ちかまえて 薬局に走りました。 妊娠判定薬も随分手頃な値段になったなと 思いながら、もどかしい気持ちで パッケージを破っていました。
実は、こんなことを幾度となく 繰り返してきたのです。
注射やクスリや検査や お医者様がカレンダーに印を付けてくれた日に ○×とか....
でも、その度に軽い失望を味わってきたのです。 慣れっこになっちゃって こんなスティックなんてアテになるもんか、なんて 毒づいたりしてね。 それがね、はじめて陽性反応が出たんですよ。 これでもかっていうくらいクッキリ。
呆然としましたね。 それから破ったパッケージをかき集めて 細かい字の書いてある説明書を読み直しました。
更年期初めのころには ポルモンのバランスが崩れていて 陽性反応が出ることがあります 早めに受診しましょう....
ちくしょ〜!!
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