10歳になる娘が お友達と約束をしていました 街に買い物に行く というのです およその女の子の10歳といったら もう バスや電車を利用して 少し都会まで出かけたりしているのではないでしょうか 我娘は いつも私にくっついていて いや・・・私がくっつけていて・・・かな ただぶらぶらとウィンドショッピングを楽しむなんて 冒険は したことがありません 今回も 仲良しのお友達の誘いがなければ 自分からは お出かけしようなど 考えもしなかったことと思います 「お友達が 街のほうに買い物に行きたいって」 娘はお友達の提案どおりに私に伝えます 私もはじめは この子には無理だろうと打ち消しましたが もしかするといい機会かもと承諾したのでした
そして今日 緊張気味の娘に 「中学生がいたら できるだけその中に 入らないように よけて通るのよ 『お金を出せ』って言われたら とにかく持っていませんていい通してね それから お金を持っていくからって 全部使ってこなくていいんだからね」 言い聞かせながら 私が不安になってきます 5時には家につくように向こうを出てくること 腕時計を持たせます 何かあったら電話すること テレホンカードを持たせて・・・ 親馬鹿をします
出かけている間中 時計を見ては 大丈夫だろうかと 心配になります 約束の5時まで後10分 「ただいまーーー」 ちゃんと時間前に戻りました 『おかえりぃぃぃぃ どうでしたぁ?』 「うん たのしかったぁー」 『よかったねぇ』 「はい これお母さんに お誕生日プレゼント」 『ええええええええええっ!』 もぅ びっくりです 後3日で私は誕生日・・・でも・・・ 初めてのお買い物で 自分の欲しいものが たくさんあったでしょうに しかも 千円しか持たせなかったのに・・・ うるうるうるうる・・・ プレゼントは スヌーピーの絵のついた 目覚まし時計です 「これねぇ 400円だったの お母さんさ スヌーピー好きだからね」 なんだか もう めろめろです 嬉しいなぁ・・・ できる範囲で・・・がモットーの我が家は 誰かの誕生日というと 娘は10円の飴を 駄菓子屋で買ってプレゼントしてくれていました それもいよいよ卒業したのかな・・・
宇宙服を着て にっこり笑っているスヌーピーは 私の持っているどのスヌーピーより かわいい笑顔に見えます
贈り物
贈られた物
私のことを考えて
悩んで選んだ物
私がそこにいなくても
思っていてくれたことが
何より嬉しかった
|