三楽の仕事日記
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2009年12月31日(木) 2009年もありがとうございました

 今日も「教員研修の手びき」の校正作業。第5章の「社会の変化に対応する教育」から開始。「生徒指導」「進路指導」「情報教育」「環境教育」「国際理解教育」「学校図書館教育」「健康教育」「人権教育」「特別支援教育」「へき地教育」の項目が並ぶ。すべての項目において「学校は〜すべきである」「学校は〜でありたい」というような記述が並ぶ。学校はこんなにも各分野で頑張らなければならないわけで、さらに「○○教育」は増える勢い。「一点突破主義」という言葉は、確か船井幸雄さんの著書にあったと思うが、どれか一つが上昇すれば、他の面もそれにつれて引きあがるわけで、総花的な取組より、焦点を絞った取組の方が成果が上がるというものだろう。うんざりする前に、的を絞れというわけだ。

 「なぜ科学はウソをつくのか」(竹内薫著、詳伝社)を読む。筆者が書名に使った「科学」は「カネと権力、疑似科学にまみれた世界での科学」と称していい。竹内氏は科学作家。ここまであからさまに書いていいのと思う記述もあって、ドキドキしながら一気読み。太陽光発電の効率化を目的として、太陽電池を宇宙空間に設置するための宇宙エレベータ提案には、なるほどと思った。今年、最後に読了した本。

 今年最後の夕飯には、術後ずっと封印していた大好物のカレーライスを作ってもらった。(自慢じゃないが我が家のカレーは極ウマ!)年の暮れに相応しくない食事だが、こうした刺激の強い食事もできるようになったことがうれしくてしかたがない。胃がピリリとする感覚は初めて。早く執刀医の井上先生に報告したくてしかたがない。睡眠がしっかりとれ、口にする物すべてがおいしいと感じることができる毎日。このことは、僕の今年の重大ニュース超第1位!!!

 今年もこの「三楽の仕事日記」をお読みいただきありがとうございました。皆様のご訪問は本当に励みになりました。来年もどうぞよろしくお願いします。


2008年12月31日(水) 今年を振り返る
2007年12月31日(月) 2007大晦日
2006年12月31日(日) 今年最後の本
2005年12月31日(土) 終日、桃花台百話のデジタル化作業
2004年12月31日(金) 今年も恵まれた1年
2003年12月31日(水) 1年を振り返って