三楽の仕事日記
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2009年09月27日(日) ますます厳しい現実

 先日の金曜日に、本課が提出した「来年度の枠外予算申請」の結果を聞かされた。簡単に言うと、7割査定だったり、0査定だったり。どうしても必要であれば再提出せよ、という指示。予想した通りではあるが、現実となると、やはり元気はなくなる。

 ふと思い出したのが、小牧市で実施されている「新しい学校づくり事業」。2500万円が用意されていて、25校の小中学校が審査員の前で事業提案をする。査定後、予算が振り分けられるという事業。この事業が始まった頃は、他校はどれほど予算がついたのかも分からない状態だったが、市教委ホームページに事業名と金額が載るようになり、久しぶりに見てみると、さらに情報公開が進んでいることが分かった。

 平成20年度は各委員による評価点が明らかにされている。ある委員は100点満点もあれば0点もあって、明確で気持ちよい。平成21年度は事業ごとの評価点が+5以上の場合が青、−5以下の場合が赤で表示されている。同様な事業を行っている市町村はいくつかあるが、いずれにしてもある程度の予算が確保されていることが、まずもって羨ましい。

 またこの事業については、21年7月開催の小牧市教育委員会議で話題となっていて、ある委員の以下の発言に対して、

 今後の方向性として、校長の経営ビジョンを全教職員が共有するとありますが、このことは本当に大切なことであると思っています。経営ビジョン、リーダーシップとも言い換えることができるかもしれませんが、リーダーシップを発揮する為には、組織を上手くまとめ、意欲を引き出すことで、教職員が同じ目標に向かえるのではないかと学校に勤務する職員として日頃から感じています。

 確かに理念の共有化がされている学校は、この事業の成果があがっている。そうでない学校もあって、そういった学校への対処を考える時機になってきている、という意見もある。

 こういった情報が公開されているので、管理職はこれらを参考にしながら、来年度の事業を考えることもできるわけで、羨ましいかぎりだ。

 もとに戻って考えてみると、「なぜこういう回答なのか」という理由は、我々下々には伝わってこない。もちろん税収入の極端な落ち込みが大きな要因であるとは思うが・・・。


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