三楽の仕事日記
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2008年07月05日(土) なぜあの人は人前で話すのがうまいのか

 「なぜあの人は人前で話すのがうまいのか」(中谷彰宏著、ダイヤモンド社)を読む。適度な刺激をもらった。

 コミュニケーションの勉強は、結局は伝え方の勉強です。
 情報が1割で、伝え方が9割でコミュニケーションは決まります。


 「思い」は情報ではなく、まさに「伝え方」。「思い」の伝え方技術はあるのだろうか。こんなことを考えながら読了。

 「ぼくが最後のクレーマー クレーム攻防の方法」(関根眞一著、中公新書)を読む。

 この方の前作「となりのクレーマー」には、学校事例が登場していなかったが、今回は「教師も変わらなければいけない時代にきている」という項目を設けて、10ページの記述あり。時代の変化を感じる。

 こじれる原因としての「教師の欠点」
 教員側は、苦情を言う保護者に対して、わがままだとか、非常識だとかを、すぐに感じてしまうようです。
 どうやら教師という人たちは、「教える」ことはできても、「聞く」「応える」ことが下手だと思わざるをえません。真面目で、言われたことにその通りに答えを出そうとする、それが教師のキャラクターなのでしょう。
 しかし、苦情対応にさいしては、こうしたところは明らかに「欠点」になります。


 今年度になって、立場上、○○電話を受けることが多くなったが、その方の考えをよく聞いていると、学校側の伝え方のまずさから、問題を大きくしているなと感じることが多い。学校が、その方が言いたい核心をとらえず応対していたために、さらに別の問題を作りだしているなと思うこともある。結局、これは○○電話ではなくて、学校が至らない点をわざわざ指摘していただける「親切電話」だったということもある。「情報が1割で、伝え方が9割でコミュニケーションは決まります」ということを、○○電話でも感じる。新学習指導要領では「言語活動の充実」が明記された。これもこうした時代の反映か。
 
 県教委へ行き、若干の仕事と資料確認。夜は、今週4回目の懇親会。何人かの方と懇談。その中で、僕がかつて出した職場での「不平等宣言」と「同僚性」の関係について指摘を受け、あれこれと考える。
 
 


2007年07月05日(木) その道の達人登録進む
2006年07月05日(水) 富山へ移動日
2005年07月05日(火) 7月校長会議で協議
2004年07月05日(月) 富木島中授業研究会
2003年07月05日(土) うれしいニュース