三楽の仕事日記
DiaryINDEXpastwill


2004年07月05日(月) 富木島中授業研究会

朝1番、先日の校長会で配布された分厚い県全体の進路指導資料に目を通す。
続いて、今後のネットワークについて相談。

富木島中へ向かう。給食をいただいて、5つの授業を参観。その後、3年生の道徳授業を参観。続いて検討会で助言。

この学校は国語力の向上と名古屋大学との協同プロジェクト「授業分析手法」の二つが研究の柱。道徳の授業分析でも、抽出生徒の観察と速記録を元に先生たちが積極的に意見交換をしていた。14年度からの取り組みで、子どもをとらえる力がついてきたという証だと感じた。

助言ではこの授業分析法について感じたことを率直に話した。11月の研究会をイメージすると、抽出生徒の変容ばかりでなく、授業全体の部分にも話が及んだ方がよいと感じたからだ。そのほか、見せていただいたすべての授業についてコメントをした。公式の会終了後も、協議会の司会者や道徳授業者から積極的に質問を受けた。「学びたい」という方と話をするのは、こちらの気持ちも満たさせるものだ。

ご一緒させていただいた豊田のある校長先生から良い話を聞いた。いろいろな要職をお持ちで、かなり忙しい方なので「先生ほどお忙しいとご自身の学校にみえることは少ないのでは?」という質問をしたところ、「そのとおりです。でも校長はいるか、いないかではなく、何をしているかだ、と先輩校長に教わりました」と。なるほど。いるだけではあかん!と言うことだ。

後半で東海市の教育長来校。空気が変わる。先日のカリキュラム学会の話や秋の研究会の話など、昨年の教師力アップセミナーから縁あってお話ができるようになったことは幸運だった。本当にエネルギッシュな方だ。

富木島中は前任校の「マキネット」を参考にして、「フキネット」という名称でネットワークを立ち上げているとのこと。通知表の改革も同様で、1分間スピーチもやられているとのこと。「小牧中を参考にしました」という声を聞くのは本当にうれしい。

レッツノート修理完了。6万円を超える修理費だったが、保証期間内のため、送料とも無料、セーフ。顔写真付きでだれが責任をもって点検をしたかが分かる修理報告書入り。信頼を生むための企業努力はさすが。

自分のHP二次方程式の教材研究アップ。小牧落語を聴く会もちょっぴりアップ。


2003年07月05日(土) うれしいニュース