三楽の仕事日記
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2007年07月27日(金) 秋田県総合教育センターへ

 年休日。名古屋小牧空港から秋田空港へ。空港まで迎えに来ていただいて、40分ほどで秋田県総合教育センターへ。とても立派な建物でびっくり。センターの皆さんのとても温かいおもてなしで、心が和む。

 昼食時には主幹の方がご一緒していただけた。大村はまさんのこと、教員研修のこと、授業改革のことなど、授業にまつわる話題が尽きなかった。校長職を経験していらっしゃることもあって、一言でこちらの気持ちを察していただけた。さらに気持ちを落ち着かせてもらった。

 講演前に打ち合わせ。今回は授業DVDを14箇所でとめていただくお願いをした。ピンマイクの準備、会場の明るさ調整など、いつも以上に注文をさせてもらった。担当の方は、僕の意図を十二分に理解していただき、講演前には「DVDを止めるシーンをすべてチェックしました」と連絡もいただけた。頭が下がるばかり。ご期待に沿わなければと緊張感が高まる。

 「授業改善に向けて 見ることと見える化すること」と題して1時間30分。まず光ヶ丘中校長のときのエピソードで大笑いをしてもらって、気持ちよくスタート。とてもよい反応。250名ほどの皆さんを相手に授業をやろうという気持ちが高まる。あこがれにあこがれること、変わる勇気を持つこと、伸びる教師の条件は「素直、勉強好き、プラス思考」(船井幸雄氏)であることなどを話す。そして自分の授業シーンをまとまりごとに見てもらいながら、そのときの自分の思いと授業技術を中心に解説。時折、マイクをもって参加者に指名発言。志水塾製作DVDで「○つけ法」のポイントを見てもらって実習。会場内に誉め言葉が大きく響く。再び授業DVDは集団追究場面。キーワードを復唱することを中心に解説。授業が意図通り進まなかった自己分析なども興味をもって聴いていただけた。最後は今日の学びを互いに30秒トーク。なんといっても、皆さん素直(笑)に意見を言っていただいたり、活動していただいたりしたことが、なりよりうれしい。「これで秋田の教育は大丈夫です!」などという言葉も出てしまうほど。過分なお褒めの言葉をいただいた。「振気ページ」「仕事日記」も紹介していただけた。講演後は秋田県教育委員会の佐々木さんの車に乗せてももらって秋田空港へ。

 フライトまで2時間余り。佐々木さんとは2年前の筑波研修の話から始まり、教育委員会の施策、全国学力学習状況調査、検証委員会、学校評価、教員評価のことなど話が尽きない。数年前から県で学力調査・分析をしている秋田県と愛知県とは、空気が違うことを実感した。さまざまな分野で、とても貴重な学びをさせてもらった。大感謝。「学校や市町村教育委員会が、県教委はなかなか粋なことをやるじゃないかと言われる支援(仕事)をしたいですね」と気持ちは一致。

 飛行機の中では「もっとしっかり、日本人」(永六輔著)を読む。岸田今日子さんが不登校を脱したエピソードに「○つけ法」の精神がみえた。良い話だった。

 明日は光ヶ丘中おやじの会の伊藤さんこと、花火鑑賞士の伊藤さんから花火のレクチャーを受ける。学びの新展開。楽しみ、楽しみ。
 


2006年07月27日(木) 老人会で落語
2005年07月27日(水) 研修もあと3日
2004年07月27日(火) 講演資料づくり、はかどる
2003年07月27日(日) 吉朝の会はどうなるか