三楽の仕事日記
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2005年07月29日(金) 19日間の研修最終日

 5:30に目覚め。ほとんどの方が起きている感じ。あちこちから声や物音が聞こえてくる。起きて最終の荷造り。シーツの返却。ゴミ出し。談話室の清掃。研修でなかったら品川で「教育実践アイディア賞表彰式」に出席できたのにと思いながらの最終日。

 7:20には3回目の宅配申込完了。7:30最後の朝食は「納豆定食」。部屋に戻って、フロアリーダーとして最後のお勤め。カギ集めとアンケート収集。

 8:30実践研究。今日は熊本水俣市の中学校実践。話題は環境教育と水俣病の語り部について。僕はこまきエコネットの取り組み紹介。環境コンサートもPR。実践研究会の最後に班長から素晴らしいメッセージがあった。お願いをしてメッセージをいただいてきた。8班のホームページを飾る言葉にしようと思う。

 9:30いよいよラスト2の講義。講義開始前の正直な気持ちを書いておこう。最終日終了が午後3時30分まで。「それはないよ」という気持ち。せめて午前中で終了してもらえればいいのに。北海道から沖縄まで参加者がいるので、もう1泊しなければいけない方も多数あり。「気の毒に」と思いながらの講義受講開始。

 講義は「障害のある子の正しい理解とかかわり」。社会福祉法人悠トピア園長の飯田雅子氏。障害のある子どもとの30年間にわたるかかわりは、淡々とした話であっても、実に説得力があり、心の中にビンビンと響いてきた。僕はあまりにも勉強不足だと痛感した。恥ずかしくもなった。涙も出た。教師であり続けることの意味を考えた。なるほど!この講義なら早く帰せ!という不満は吹っ飛ぶと思った。

 12:15最後の昼食は麻婆飯。カードの精算をしてもらって売店関係の支払いもすべて完了。

 13:15最終講義「人が生きる、組織が生きる」。コラムニストの金平敬之助氏。これまた素晴らしい話で、笑いあり、涙ありの1時間30分。「リーダーは心と言葉を行き届かせること。これに全力をつくすべきだ」ということを50を超える例をもとに聞いた。最後の最後にこのような講義が用意されているなんて。主催に「まいりました」という感じ。一番前のほぼ真ん中で聞き続けた僕ら3人に、金平さんから本のプレゼントがあった。もう一度感激した。

 閉講式を前に、金平さんにお礼のご挨拶。本にサインをいただき自席へ。閉校式では、我々の代表の言葉を聞きながら、19日間の苦しかった、そして、勉強になった研修を振り返った。勉強した内容は忘れても(笑)、ここで出来上がった全国の仲間との絆は忘れない。

 式終了後は慌ててバスへ。皆が走る、走る。急がなくては予定の列車に乗れない方も多数あって、大急ぎ。感傷に浸っている場合は一切なし(笑)。

 土浦行きのチャーターバスに乗車。土浦から上野、東京、名古屋と乗り継いで、21時過ぎ、無事帰宅。

 研修センターの皆さんにお礼状を書き、さらに仕事をと思ったが、やはりエネルギーは枯渇。明日の「復活!吉朝師匠の高座」を楽しみに横になる。


2004年07月29日(木) グループウエア研修(2)
2003年07月29日(火) 教育の情報化推進セミナーにて