三楽の仕事日記
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2005年06月29日(水) とうとう市内巡回環境コンサート終了!

 久しぶりの雨。これで幾分、ダムが潤えばいいのだけれど。

 午前中はいつものように文書決裁、文書整理など。午後は味岡中へ。夕刻から母代さんらと地域ふれあいフェスティバルについて相談。

 今日はなんといっても最終回となった環境コンサート。このことだけはしっかりと書いておこう。

 午後は、3年前から小牧市環境会議のメンバー(小牧エコネット)として、市内小中学校に呼びかけて実施してきた「環境コンサート」の最終回。場所は母校味岡中。学校企画の責任上、もちろん最終回は自分の目でみたいという気持ちもあって、味岡中体育館へ向かう。

 学校版環境ISOキックオフ宣言、環境政策課の話と続き、いよいよコンサート。蒸し暑い体育館の中でリピートさんはすでに汗だくなのに、歌声はもちろん、いつも通り実にさわやか。子どもたちの環境意識を高める話と「地球のうた」などの思わず環境を意識してしまう歌などで、あっという間の1時間。

 コンサートが進むにつれて、3年前に、エコネットの皆さんとともに始めたこのコンサートのことを思い出す。まさか市内小中学校25校と2つの教育施設のすべてを回ることになるとは、思ってもみなかった。とにかく初年度は大変だった。

 コンサートを3日間で9校で実施!なんて、前代未聞(だったらしい)。リピートさんが引き受けていただいたからこそ、実現できたのだけど、あとで杉山マネージャーから、僕らはとんでもないことを頼んでしまったと教えていただいた。わざわざ事前打ち合わせに大阪からお越しいただいたのだから、よほど心配だったに違いない。

校長会の理解を得ることから始まって、環境政策課の鍛治屋さんの緻密な動きをはじめ、エコネット美女軍団の方々の精力的な動き、それらを束ねる松田会長の指揮で、1年目から大成功だった。春に実施して、その秋にも実施したのだから、すごい勢い。

 初年度は何か問題があっては大変と、エコネットのみなさんが事前に学校をまわった。僕は勤務中でとてもそんな動きが出来ない。学校関係者の立場としては、とてもうれしい動きだった。コンサート当日は、仕掛け人の一人としては、居ても立ってもおられず、時間休をもらって、数校に出かけた。そして司会もやった。その学校の先生方はびっくりしていたことを思い出す。「あの人って・・・牧中の教頭さんじゃないの???」僕は、「こうして教員も市民活動に積極的に参加しましょうよ」というPRでもあった。どれほど通じたか分からないけど。

 「エコライフのうた」が新潟FM局でとりあげられたり、他から問い合わせが入ったりと、おもしろい動きも出てきた1年目。

 2年目になれば、どの学校もぜひ!という声が上がるものだと思っていたけど、それが全くなくて、本当にがっかりしたことを思い出す。なぜなんだろう、どうしてこのような良い機会を学校は利用しないのだろう、環境コンサートのよさはつたわっていないのだろうかなど、深く考えたこともあった。光が見えたのは、あるPTA母代さんが「小牧中でみたあのコンサートをなぜ我が校でやらないの?」と声を出してくれたこと。これでまた動き始められると元気も出た。再びエコネットの美女軍団の営業活動始まる。本当に頭が下がる。皆さん、ご自身の時間を割いての学校回り、環境コンサートのPR。皆さんの熱意を感じて、このあたりから真剣に全校制覇を意識したかな?やはり春、秋の実施。どこでも安定したコンサート進行と盛り上がりあり。

 3年目は早々に実施校も決まって、計画段階で25校+2教室の制覇が決まった。市の援助があるとはいえ、かつてこうしたイベントが、しかも市民団体の手で、全小中学校でできたことはあっただろうか?本当にすごいことだと思う。このイベント運営の一人として関われたことは誇りだ。けっして仕事として与えられたわけでも、何かしがらみがあってやらざるを得ない状況だったわけでもない。エコネットの皆さんや環境政策課、リピートさん、杉山さんらの熱意に動かされてのことだ。そりゃあ、コンサート実施校に電話しながら、関わらなかったら、どんなに楽か・・・と思ったこともあったけど。

 夜は打ち上げ会。リピートさんは今日が誕生日。うれしいことは重なるものだ。
 


2004年06月29日(火) ジュニアクラブ化推進会議
2003年06月29日(日) 小牧エコネット会合