三楽の仕事日記
DiaryINDEXpastwill


2004年11月27日(土) 落研35周年記念寄席出演

 我が心の古里、落語研究会が35周年を迎え、大学で寄席を開くとのこと。よければ「着物も持参」という連絡があって、喜んで出かける。

 僕が大学に入った頃は、あちこちの大学で落研があって、いわゆる学生落語ブーム。出前寄席も多くて、着物をもって、大学祭や老人会によく出かけたものだ。プロが1080分落語会をやったことに対抗して、1081分落語会を開催したこと、光家遊鶴との落語二人会で、僕は「地獄八景亡者戯」と「一文笛」という、とんでもないネタをかけたこと、幹部を引退後、後輩の落研運営に頭にきて、夜中に電話で呼び出し、大げんかをしたことなど、一気に1975年〜1979年の4年間を思い出す。今、思えば、「俺が・・・、俺が・・・」というところがあって、みんなに迷惑をかけたものだ。よくつきあってくれたとも思う。

 さて、現落研はというと、部員一人、顧問一人の弱小団体。顧問就任35年の長沼教授(愛教大附属岡崎中学校長)こと茶漬亭朝米の強い意志もあって、とりあえず二人で1時間30分の寄席を打とうという無謀な計画。もちろん、顧問には僕のような出たがりが落研にはいっぱいいる、という読みもあってのこと。予想通り、打ち合わせもないのに、OBが何人かそろって、初高座の部長から、この道25年という芸歴のOBによる、そこそこの落語会開催。お客さんはみんなしがらみがあってという方々ばかり。通りすがりに入ってしまった!という方は皆無。実にアットファミリー的な雰囲気。特に初高座を踏むわが子の落語を家族総出で見に来られた○家のみなさん、ありがとうございました。息子さんの落語への道を温かく見守ってやってください。教員にとっては落語で培う話術はとても大切なのですから。

 寄席終了後も、時間を忘れて懇談。2時間余も笑いが絶えることなく、仕事がいっぱいたまっていることもしばし忘れる。帰路にはそれを思いだし、重い気分で帰宅。

 もろもろの書類作り、エコネットHPアップ、各種調べもの。深夜3時くらいまで頑張って横になる。


2003年11月27日(木) 不登校問題