三楽の仕事日記
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2004年11月18日(木) 東海市全体研究発表会にて

 東海市教育実践総合発表会が18日、19日の二日間開催。今日は富木島中学校の研究発表会で道徳授業と参加型研究会の助言。

 名古屋高速、知多半島道路を通って富木島中へ。会場付近で聞いたかなり年配の女性数人の会話で、ちょっと感動。「今日、明日と全部の学校がすごいことをやるらしい。学校の先生たちの勉強会とか。東海市は大きな施設もないし、泊まってもらうところもないし・・・」という話が交わされていた。これはすごいこと。なんら教育に関係ないような方々の話題に、研究会がなるわけだから。東海市の今回の仕掛け、こんなところで、すでに成功していると思った。

 公開授業、特設授業(道徳)参観。午後は1時間40分の研究協議会。そこで助言。今日の道徳の授業は、「発問のぶれのなさ、間、復唱法、意図的指名、生徒の出を待つ」など、基本的な授業技術がきちんとされていた点、教師と子どものあったかい関係が出来ていた点で、とても良い授業だった。事前に気づいた点をいくつか話しておいたが、それらをよく具現化されていて感心もした。そりゃあ、いろいろな指摘は出るには出たけど、それはしかたないこと。「こんなに子どもが良いことを書いてくれたのに、私はそれを生かせていない」と以前に涙したという。こういう姿勢であれば、教師力は自ずと身につくはず。助言の最後は「やはり人間は素直であることですよね。」という研究会の助言の締めくくりとは思えないような内容で、自分なりの責任を果たしたつもり。

 シンポジウムも愛教大の佐藤教授の厳しい意見で引き締まり、互いに絡み合うことはなかったが、内容のあるシンポに。いずれにしても良い勉強をさせてもらえた。

 帰り、知多半島道路を出たところで追突され、その後は散々な目に。医者に診てもらったが、明日の朝、首の痛みがどうか?と心配しつつ、横になる。
 


2003年11月18日(火) 朝から超多忙