三楽の仕事日記
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2004年06月13日(日) ディベート選手権

第9回目の中学校ディベート選手権を金城学院大学で参観してきた。もちろん我が光ヶ丘中学校の出場があってのことだ。昨夜遅くまで資料や主張の再確認をしていたとのこと。ディベート部があるわけでもなく、子どもたちは授業や部活動、校外活動の時間以外で自分の時間を調整して、ここまでやってきたわけだから大いにほめてやりたい。

さて、自分にとっては本格的な選手権を見るのは初。論題は「日本は救急車の利用を有料化すべきである。是か非か」。相手校は金城学院高校。我が校は肯定側に立っての主張。立論、質疑、反駁も事前準備がよくしてあって、データに基づき、きちんと主張ができた。相手の不十分な点や思いつきの考えはきちんと指摘ができた、と思う。しかし、判断は、ジャッジの3人。44分間の議論後、なんともいえない空気が10分間流れ、結果発表。2対1で我が校の勝利。あらためて、この段階まで到達するだけでもよっぽどのものだなあと実感。「よくやったねえ」と選手に声を掛けにいったが、すでに選手は第2回戦へ気持ちは高鳴っていて、向こうの方がむしろ大人。第2回戦は附属三重中学校。残念ながら敗退。それにしても2年生だけのチームでよく頑張ったものだ。OBが後輩をきちんと指導する伝統の中で重ねてきた歴史。いい記録を残してくれた。

帰宅。この時期になると、どうも体調が優れない。夕刻から横になる。幾分、体調も戻り、明日の学校公開日でのミニ講演の準備を始める。これまではほとんど公開日の来校者はなかったとのこと。少人数でもできるものと考えながら、「17段目の秘密」からどう学力の話につなげようか構想を練る。でも、どうみなさんが反応していただけるか・・・、要は考えもまとまらず、やるしかないと決意して寝る。(こんな状態だと、翌朝、あせって、そして終わってみてもっと準備しておくだったと後悔するだろうと思いながら)


2003年06月13日(金) 激動の三日間