三楽の仕事日記
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2004年06月12日(土) 教師力アップセミナーの苅谷さん

教師力アップセミナー苅谷剛彦講演。「教育改革の新段階と学校に求められる課題」を聞く。

予想していた以上に若く、エネルギッシュで、そして刺激的な話だった。正直、データはこの辺りの教師の思いが十分反映されていないのではと思ったが、あくまでもデータに基づいた明確な講演には満足。これからの教育界の動きもよく分かった。講演後、一緒させていただいた応接室での苅谷さんは、学力低下論争で、世の中を動かした人とは思えないほどの気さくな方で、ますます魅力を感じた。

ジュニア奉仕団の定例的な活動の一つ、身体障害者療護施設ハートランド小牧の杜での「喫茶コーナー」に顔を出す。この活動は、月に1回程度、入所者の方々に子どもたちが飲み物や軽食を出しながら、お話をして、ふれあいをしてこようというものだ。活動したいという子どもは毎回20名ほどあるそうで、調整して7名ほどに絞っているとのことだ。世話人さんや担当の堀部先生の指導があってのことだと思うが、笑顔でテキパキと活動している子どもたちを見ることができた。堀部先生からは「自分の息子のお嫁さんにしたいくらいによく働きますよ」というコメント。活動の様子が分かってもらえることと思う。

学校に顔を出す。明日のディベート選手権の準備中。今日も卒業生や藤岡先生が来校し、子どもたちに指導。感謝。教頭さんは、ここのところの学校行事の様子を伝える掲示物作り、教務さんは学校公開日の部屋の準備等、休みでも精力的に動いている。これも感謝。苅谷講演の中でも中学校教師のほとんどは土曜日も出勤とのデータ。まさにそのとおり。

学級経営案等に目を通し、それぞれの教育観を読む。今日の苅谷さんの講演での指摘、目標とやり方がセットされているかと言えば、自分が示した学校経営案も不十分。練り直しを始めたい。

夕刻から「大山川ホタルまつり」へ。地域行事でもあるので様子を見ることも必要と判断。行ってみてびっくり。こんなに大規模で人が出ているとは。風もさわやかで気持ちがよい2時間。光小や篠小の子どもたちの発表を聞き、帰宅。

バラエティに富んだ1日。明日のディベート選手権、準備の成果が出ることを願って寝る。


2003年06月12日(木) 学校訪問日