| 2004年12月07日(火) |
『エリザベス・レックス』 |
エリザベス女王、シュイクスピア、一座の女形ネッドの3人がメインの舞台です。(他にも色々いましたが、いなくても十分成り立つ舞台に見えました) 感想一言で言うと、難しかった。観るというより、聴く舞台だったからでしょうか?
女王は、恋人エセックス伯を処刑するのを明朝に控えていて、気をまぎらすために(?)シェイクスピアの一座を城に招きます。その夜一座が泊まることになった納屋を女王が訪れ、3人が共に過ごした一夜を、晩年のシェイクスピアが回想する(それとも書かなかった芝居を回想する?)という話なのですが…。
今までに上演したセリフや、書き掛けのセリフの引用とか、初めのうちはすべてが芝居じみるのですが、次第に本心が現れてきて、 それに、時刻を告げる鐘の音が、処刑のカウントダウンをしていてドキドキします。 女に生まれながら男のように生きるエリザベス女王と、男に生まれながら女を生きるネッドの、処刑中止を賭けた対決も面白かったです。 女王とシェイクスピアは予想通りで素敵でしたが、ネッドの小林十市が想像以上に良かった。これが(バレエ以外の)初舞台なんですよね。セリフが誰よりも通ってました。女形という役も良かったんでしょうけど。あとは、梅毒で余命幾ばくもないネッドを心配する、後輩の女形くんもなかなか可愛かったです。
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