CYMA’S MURMUR

2008年03月18日(火)   The Giver & 新井素子


読み終わりました。"The Giver"。
日本語版はこちら

まずは英語について。
構文はすごく簡単。
英単語は時々難しいものも混じっているが、
知らないと読みにくいようなことはない。
全体的に気楽にスラスラと読める。内容はともかく。

それでは内容について。

うーん、最後が拍子ぬけ。

前も書いたように、設定自体は割とありがちなので、
どう落とすかということにすごく注目していたのだけれど。

これは多分私が読み落としたのだけれど、
受け継がれた記憶はReceiverのReleaseと共に人々に還るのかと思ったら、
単にReceiverが逃走した場合でも人々に還るの?

そこで、ん?となってしまった。



こちらは、Wikipedia(本家)の記事


It is set in a future society which is at first presented as a utopian society and gradually appears more and more dystopian;


dystopianって初めて聞いたわ。utopianの逆なのね。
It is set in 〜 の言い方は覚えておこう。
英会話なんかで本や映画の話題になって、「どんな内容?」って聞かれたときいつも言い方に困ってた。

Wikiによると、多くの学校で推薦図書になっている一方で、
子供に読ませるべきではないとの意見もあるとか。

The ending is ambiguous, and Jonas' future and even survival are left unresolved. Their survival is made apparent, however, in Messenger, a sequel novel written much later.


ってわけで、続編読まなきゃかしら。



子供向けなので、これでも十分テーマは盛り沢山なのだろうけど、
私から見て足りないのは、
・こういう管理社会を作った創始者の思惑
・現在Comunityを維持している原動力
の説明だな。

創始者は良かれと思ってやった、ってバージョンと、
創始者は何らかの意図(悪意・エゴetc)をもってやったってバージョンがあるでしょ。

後者の場合だと、今も頑なにこの機構を維持しようとする力があるわけで。

でもどうもこの話は前者の方で、
あくまで善意に基づいてこの社会は運営されていて、
そしてある意味人々は幸せだ、という所にポイントがあるんだよね。

数ある書評の中には、
「自分が真の幸せを失うにしても、世の中に飢えている人や苦しんでいる人が
いる現状よりは、この物語の世界の方がよいと思う」と言ってる人もいるくらいだし。

でもそれに対して私はYesとは言えない。

そういう意味では新井素子の「大きな壁の中と外」のオチの方が、
よっぽどしっくり来るのよね。
生きる力を前向きに肯定しているという点で。



中学生の頃(もしかして小学生かも)、
初めてあの本読んだときは、衝撃だったもんなぁ。
もう一度読みたい気もするけど、今はもうあの文体についていけないだろう。
残念ながら。

そもそも、私の記憶の中にあるストーリーは本当に正しいのかな?
最後に読んだの20年以上前だと思うもん。どっかでmodifyされてたりして・・・

思い出しついでに書いておくけど、「星へ行く船」シリーズは大好きだった。
夏休み中、祖父母の家の二階で読みふけったなぁ。

あぁ懐かしい。



それにしても、物語の力ってすごい。
何十年も前に読んだ話でも、印象深いものはちゃんと覚えてる。
覚えてるだけじゃなくて、きっと私の根っこの物の考え方に影響を与えてる。
本当にすごい。

先月読んだ本だって、場合によっては内容を忘れてしまっているのにね。







前々からあちこちのブログで見かけて気になっていた
「炊飯器でバナナケーキ」を作ってみた。

本当に簡単。

レシピは色々あるようだけど、超適当に。

・ホットケーキミックス(120gくらい?)
・牛乳(200cc)
・バター少々
・バナナ2本
・卵1個

かき混ぜて流し込んでGO!

通常レシピよりバナナ多すぎ、粉少なすぎですが、問題なく。
完熟バナナ2本入ると、砂糖なんて全然要らない。

おいしかった。
むっちりしすぎて軽さはない。
お腹いっぱいになる。







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