CYMA’S MURMUR

2007年02月14日(水)   自己評価


先日、ボスと面談した。
ちょっと前に小喧嘩した、問題ありのボスだ。

事前に登録した自己評価を元に話し合ったのだけれど、
思った以上に彼の私への評価が高くてビックリ。
有難い話ではある。

私の自己評価は、比較的低めに設定されることが多い。
今までの会社でも、「もっと高い評価つけていいと思うよ」
と言われることがよくあった。

日本人らしい謙遜という要素もないとは言わないけど、
どっちかというと、「理想が高い」のが理由だと思う。

私の思い描く「あるべき姿」は結構”完璧ちゃん”なので、
それと引き比べて評価するとどうしても低い結果が出てしまう。

理想が高いのはいいけどね、
一番の問題は、その理想に近付くべく努力をしていないということ。
だから、どうしても低評価になってしまう。
理想から遠くても、確かな道を頑張って歩いている実感があれば、
自己評価はまた違った内容になってくるのだろう。

理想と引き比べての評価ではなく、
同僚を名指ししての相対評価だったら、
私は自分に結構ハイスコアをつけるかもしれない。
(なんか嫌なヤツだなぁ・・・)

「せっかくいい評価あげようと思ったのに、
自己評価がこれだとやり辛いから、
もう少し自己評価をプラスに書き直してよ」
とボスは言う。

ライバル(同年代の同階級)がやたらと多い会社なので、
ここで自己主張しておかないと賞与の配分も減ってしまう、
という実に即物的な理由にのっとり自己評価改竄。

「私はこれ以上の階級アップも、給与アップもいらないし、
だから責任もこれ以上要らないんでーす!」
とはやはり言えないのがツライところだな。




で、話はちょっと変わるけれども、
「誰もが右肩上がりの昇給・昇進を目指すものではない」
というのが私の気持ちなのだけれど、

その一方で、

「生活レベルは年齢と共にあがるべき、あげたい、あげよう」
と自分が考えていることに気付いてしまった。

大学に入って上京したばかりの子や、
社会人なりたての子と、同じレベルの暮らしじゃ悲しい。
部屋も家具も食器も雑貨も、そして暮らしの質自体も、
徐々にグレードアップしていきたい、と思う。

これはちょっと、矛盾した考えかな。

まぁグレードアップと言ったって、
今の収入の範囲内だけれどね。






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