CYMA’S MURMUR

2006年03月05日(日)   「Brokeback Mountain」読了

「Brokeback Mountain」読了。

結構のめりこんで、週末をこれに費やした。

読了したので、情報解禁。
他人様の感想文などをチェック。
映画のオフィシャル・サイトで予告編も見た。

どなたかがブログで、
"I wish I knew how to quit you."
がアメリカで流行語になりつつあると書いていた。
そのセリフもばっちり予告編に登場。
訳は「苦しすぎるよ」。んー、ちとニュアンスが違う?
まぁ予告編段階なので、変更もあるだろうけど、
他のセリフも他ブログで
一部物議をかもしていたので要チェックかも。

ストーリーはどうでしょうか。
日本語で読んだなら、こんなにはまらなかったと思う。

でも映画はとても映像がきれいなので、
見てみたいなぁとも思う。

どうも映画版は、原作に欠けてるエピソードを
色々補ってあるらしい。
ま、原作は1万語に満たないですから。

原作だけだと、どうも主人公の気持ちに
イマイチ入りきれないというか、
「で、彼のどこが好きなのよ?」みたいな。
一番コアなところが納得しきれてないので、
上手くそこを補うエピソードが入って、
更にキレイな映像がつけば、
泣ける話に出来上がるのではないかなぁ、と思う。




辞書を引いた単語は全て電子ファイルに書きとめている。
単語1つにつき、もっとも適していると私が思った訳語を1つ。
本当は、この単語リストをプリントアウトしたいけど、
うちにはプリンタがないし、会社でするにはちょっとね〜。

「tumescent 勃起した」とかさ、
そういう単語も入ってるし。
でも性描写がキツイということはなかった。普通かな。

「英語では、多くの単語の4番目か5番目の意味に
 性器やSEXに関する意味が隠されている」
というのを読んだことがあるけど、まさにその通りで。

いちいち辞書を引きながら、
これは本来の意味なのか、それともこの俗語的表現なのか?
なんて思わず考えてしまった。
圧倒的に本来の意味で使われている語の方が多かったです。




オーディオブックのトラックごとに進めていった。
ナレーションを聞きながら、字を追う。
その後、一人で音読しながら、不明な単語を調べる。
再度、オーディオブックを聞く。
その繰り返し。

面白いなと思ったのは、
オーディオブックを聞いたあとに音読すると、
すっごくスピードが速くなるということ。
ゆっくり読もうと思っても、口が落ち着かずに、
とても流暢にスラスラスラと音読する私。
これは、かなり印象的な効果だった。

一通り意味がわかったから、
しばらくは、通勤途中にリスニング&シャドウイングしてみるのだ。
スルメを噛むように長く味わうのだ。




「Brokeback Mountain」の中に、"hang around" という語が出てきた。
その瞬間、頭の中で歌がぐるぐる回り始めた。

   I only wanted something else to do or hang around. ×4

でも誰の何って歌だったか思い出せず、思わず検索。
Pet Shop Boys の"Suburbia"か!
そうそう、なつかし〜。

久しぶりに聞いてみたいけど、CD持ってないしな〜。




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