| 2007年08月27日(月) |
沢田研二コンサート「生きてたらシアワセ」 |
私が高校の頃、母は、 「沢田研二ってタイガースの頃は好きじゃなかったけど、一人になってから好きになったなぁ」 とよく言っていた。
何年か前、沢田研二のコンサートに母と二人で行こうと思い、チケットの予約をしたことがある。しかし、コンビニで受け取るのを忘れ、気付いた時には期限が過ぎていた。コンサートを楽しみにしていた母には申し訳ないことをした。
「もったいなかったなぁ」 と母は何度も繰り返した。事あるごとに「行きたかった」と言う。こりゃ、死ぬまで言われ続けると思った私は、直近でコンサートが無いかどうかを調べた。
8月26日(日)大宮ソニックシティでコンサートがあることを知り、チケットを手に入れた。
そして昨日、母と沢田研二のコンサートに行った。
買い物をした後、ソニックシティーへ。 お客さんは私より年上と思われる人達ばかりだった。 しかし母ほどの年齢の人は珍しいのかもしれない。
ぶっ飛んだのは一曲目から総立ちだったこと。おばちゃん達頑張るネェ。 「見えないよぉ」 と私や母も立った。
後ろの方の席だったけど「ちゃんと見えるよ」と母は興奮気味だった。
腰が痛い私は母より先に座り、踊るおばちゃんパワーに圧倒された。
決してつまらないわけじゃないのに・・・眠くなってしまった。 もったいないけど、睡眠薬を飲んだように眠い。 「眠い」と言うと「寝れば」と母。心地よい歌声を聴きながら20分ぐらい眠っただろうか(笑)
沢田研二は今年59歳。来年は還暦を迎える。彼は、 「来年還暦を迎える私がこうしてここに立つことができるのは、タイガース時代があったからです」 と話した。
「これから僕のファンが若い子で一杯になるということは考えられません。みなさんお元気で平行移動しましょう」
という言葉に観客がどっと沸いた。
昔の派手さは無いけれど、心温まるコンサートだった。 母をコンサートに連れて行けたことは免罪符みたいなものかな。
私が楽しかったと感じたのはコンサートだけではない。 母の買い物に付き合ったり食事をしたり、スタバで珈琲を飲みながらおしゃべりをしたこと。
母が洋服を買う時は私が付き合うことが多い。 これが似合うんじゃない?これとこれを組み合わせるといいんじゃない?とワイワイやりながら、自分がスタイリストになった気分だった。
今回母に会い、さだまさしの「無縁坂」の歌詞を思い出していた。
「いつかしら僕よりも 母は小さくなった」

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