うつ病で摂食障害などを抱える看護師。色々あるけど、生きて行くのだ!

2006年10月13日(金) 逃亡

母からメールが入った。


「寿司屋にいます。どこの寿司屋だと思う?」



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「えっ?まさか一人で運転を?」

「そうなの。爺と一緒にドライブしよう、って言って北へ北へ」



父のうつ病がひどくなって、青森の実家から二人がこっちに来てから6年が経つ。
寒くなる前に八戸に一度帰りたいと言っていた。
来年の夏まで爺は生きているだろうかと母は心配していた。うつ病だけでは死ぬことはないが、もう77歳という年齢になり不安になったのだろう。

薬物療法が全く効かない難治性のうつ病で、5月から入院し電気ショック療法を受けていた。一時的によくなるが、また症状が出てくるということを繰り返して来た。

先日実家の方では秋になると必ず食べる「菊」を売っていたので、湯がいて出したら、ものすごくたくさん食べたと言う。
そして父が好きな砂糖としょうゆの卵焼きを作ったら、
「久しぶりだな。おいしい!
と、喜んだと言う。

11時に姉の家を出て、7時ごろ着いたらしい。
父はうれしそうな顔をしてお寿司を食べているに違いない。




姉の家での生活は、年寄り夫婦にとって、居心地のいい場所ではないらしい。自分の家に帰りたいと二人で泣いたこともある。

母はいつも、突飛なことをする。
以前も一人で運転して青森から栃木まで来たことがある。あの頃はまだ若かったけど、今は74歳だ。父を青森に連れてってあげたいという気持ちがそうさせたのだろう。





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