今度自傷したら、病院のバイトはクビかな、と思っていたのに、
また昨日やってしまった。
心が苦しくてたまらなくて、ずっと考えていた。発作的にやったものではなかった。
「やられると、寿命が3年ずつ縮むんだよ」という主人。
先生にも看護婦にも迷惑をかけると思う気持ち。そんな気持ちが入り混じっても、私の苦しみはどうしようもなかった。
最初は、本当のリストカットで、手首を切ったのだが、それはやめた。
私は死ぬつもりはない。少し上の方を切る。それは、私は死にたいのではないという自己主張なのだ。
苦しくてたまらないその気持ちを、傷で表すと楽になるなんて、心が健康な人にはわかってもらえないだろう。
もう、バイト先の先生には縫ってもらえないという思いで、別の整形外科に行った。 駐車場でさんざん迷っていた。以前O君に「院長としては、別の病院に行かれた方がショックなんじゃないの?」と言われたことがあったからだ。
駐車場で携帯をいじっているうちに、O君に空メールを出してしまった。休み時間だったので、電源が入っていたのだろう。電話がかかって来た。理由を話して、やっぱり、別の整形外科に行くと言って、電話を切った。
初診の受付をして、順番が来るのを待っていた。新しい病院で、患者の数が少ない。うちの病院となんでこんなに違うのだろう。うちの病院はいつも患者でごった返している。
そこへ、O君からメールが入った。やっぱり○○(バイト先の病院)においでよ。 看護婦も、KさんとMさんだから大丈夫だよ」と。
私は、受付で「ごめんなさい。キャンセルします」と言って、その病院を後にした。
自分のバイト先というのは、いい面もあり、悪い面もある。まず、医療費が安い。というより、タダに近い。先生の診察料は取られなくて、テープ代、糸代、程度しか請求されない。それはかなり助かることなのだが、待ち時間が長い。
私は、ナースステーションで待っていたが、予想通り4時間待った。
これだけは自分が悪いのだから、責める事はできない。
先生は、前回「Kさん、またかい?」と言ったのに、
今日は穏やかだった。患者の診察が終わった後だったからかもしれない。
「天気が悪いからかな?」「天気が悪いと気分的にダメなんじゃないの?」と話しかけてくれるのに、私は答えることができなかった。
母には、以前縫ったところが開いてしまったので、また縫い直したということにしてある。 「どうしてそんなに開くんだろうね」と言われ、
「栄養状態が悪いか、糖尿病なんじゃない?」と笑ってごまかした。
主人にも言わないつもりだったが、母から病院に行ったと言うのを聞いて、根掘り葉掘り聞かれ、バレてしまった。主人にはどうしても、自傷の意味がわからない。
どんなに説明してもわからない。それは当たり前のことだと思う。主人は病気ではないのだから。
「今度やったら、あっぴ焼肉食べちゃうよ」と変な交渉をしてくる。
そんなぁ・・・・
睡眠薬を飲んでも、熟睡はできなかった。
それでも、私は看護婦として仕事に行く。白衣を着た自分が一番まともな自分かもしれない。
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