| 2002年11月08日(金) |
男女5人秋物語りはまた今度ということで〜今日のタイトルは「イレウス」 |
昨日、友人の家に行っている間に母からメールが入った。 「お父さん、小腸に問題あり。検査する」
次に来たのは、 「転院するかも」
「転院する。荷物取りに行く」というものだった。
この時はあまり深く考えていなかった。 友人の家の帰りに、病院に寄って事情を聞くと、 「イレウス(腸閉塞)」だと言う。
イレウスとは、小腸の通過障害により、腸内容が完全にまたほとんど通過しない状態のことを言う。 入院して、様子を見て改善が見られないようならオペをすることになると言うのだ。 父の便秘は運動不足と薬の副作用だとばかり思っていた。なぜイレウスであることが今までわからなかったのだろう。今まで何度か検査しているはずなのに。その時は異常がなかったのだろうか。
予想外の展開に少し戸惑った。 私は父よりも先に母のことを心配した。バイト先の病院に電話し、以前処方してもらった点滴を2セット用意してもらうことにした。このままじゃ母が倒れる。
絶食にして、ドレナージを入れ、汚れた胃液その他の老廃物を外に出すという方法をとっている。ドレナージは鼻から入れる管である。汚れた液体がどんどん出てくるし、看護婦にも「まだ赤いねぇ」と言われる。
転院したばかりで不安だと言うことで母が付き添うことになった。 私はバイト先の病院に行き、点滴を受け取り、家に戻って子供達にご飯を食べさせた。(遊びに行った友人が、ハムカツとメンチカツをお土産にくれたので、とても助かった!) おにぎりを作り、お湯を沸かして、ポットに詰めたり、果物を切ってタッパ―に詰めたりして、再び父の病院へ。途中でコンビニに寄って、インスタント味噌汁やお茶も買った。そして母に夕ご飯と朝ご飯を届けた。
父は落ち着いている様子だった。 「また明日来るからね」と言って、病院を後にした。
なんだか不思議な気持ちである。父は8月はとても元気だった。外に出たくてしょうがなく、毎日外食したがって母が困るほどだった。それが薬が変ってから急に調子が悪くなった。副作用により、パーキンソンの症状は出るし、最近は副作用を押さえる薬を使ってから、また妄想が出るようになっていた。
母はショックだったに違いない。ここに来たのは去年の4月。6月に入院した頃の父は妄想がひどかった。またあの頃からやり直すのか、と母は思ったようだ。
そんなことはない。薬がまた8月の時と同じになるって言っていたから、きっとよくなるよ、と言っていた矢先のことだった。
イレウスになって一番不安に思うのは、精神科の薬が全く使えない事である。セルシン(抗不安剤)ぐらいは注射で打てるが、内服薬は飲めない。昨日は落ち着いていたらしいが、今日行って見ると、父はどうしても落ち着かない。
布団カバーが気になるらしく、何度も結び目をほどいている。そして中身を出そうとする。最初は母がやめさせていたが、それでは両方が大変だ。母に、 「やらせておこう」と言った。 4つぐらいほどいたところで、 「じゃ直そうね」と言うと「うん」と父は言う。
それをさせておかないと点滴が気になり、ドレナーン(管)が気になり、どちらも抜きそうである。
今父はどんな精神状態なのだろうか。
昨日、母は全く寝ていない。姉が来てくれた時、車の中で少し仮眠したらしいが、今日も泊まるというので、私が夜10時頃交代することにした。私は朝はダメだけど夜の方が強いからね。
それに、一日に何度でもお風呂に入りたいほどお風呂好きの母が、二日間お風呂に入れないなんて大変なことなのだ。
というわけで、私はこれから母と交代するために病院に行って来ます。
・・・と書いたとたん、「○○警察です」と電話が・・・・
つづく(T.T)
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