瞳's Cinema Diary
好きなスターや好みのジャンルにやたら甘い、普通の主婦の映画日記。
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2007年10月27日(土) 「SAW」を3作観てみた・・・

怖いのも、ううっとなるのも、痛いのも嫌いなのに・・なぜに観てしまったのか・・。誘われてホラー再びです(苦笑)
しかも・・3作続けて観てるし(汗)

SAW 
2004年アメリカ 監督ジェームズ・ワン 
キャスト ケアリー・エルウェズ リー・ワネル ダニー・グローヴァー モニカ・ポッター マイケル・エマーソン ケン・リョン
いたたたた・・(涙)なんだかもう、映画観てる間中、自分が鎖に繋がれているような気持ちになって。なんでこんな目にあってるのか、どうすればこの事態から逃れられるのか・・、ゴードンたちの苦しみ、絶望、痛みがここまで伝わってくるとは・・。
そして、ただ怖がらせるだけ、血みどろだけのホラーとは違う、その脚本の上手さ、特異さ、展開のスピード感は確かに見事でしたよね。
でも・・でも見事だけど・・。やっぱり、やっぱり・・ここまでやることないじゃん!!って腹が立つし、手を下してないって・・どこがやねん!!って思うし、子どもにまで恐怖を味あわせることない!!って思うよぉーー!!
なんかねぇ、そんな腹立たしさが、ジグソウの言葉で「え?もしかして、これって正論?」なあんて思わされてしまうところがよけい悔しいし(苦笑)
う〜ん、しかし、全くもって一番腹立たしいのは、とてもとてもこの映画を忘れることが出来ないって点だわ・・。衝撃の大きさも、ジグソウの理屈もすごく印象に残ってしまったのは・・この作品にやられた・・ってことだよね・・。

SAW2
2005年アメリカ 監督 ダーレン・リン・バウズマン 
キャスト ドニー・ウォルバーグ ショウニー・スミス トビン・ベル エリック・ナドセン フランキーG グレン・プラマー ダイナ・メイヤー

続編は、なんだかあの「CUBE」を思い出させる設定でしたね・・。怖さ、緊迫感、スピード感は「1」よりもかなり減速していました。
そして語られるジグソウの哲学。ああーー。全くもってまたまた腹立たしい、腹立たしいのに、その語りや静かな表情に気になるものが感じてしまうのが・・く・・悔しい〜〜(汗)
結局、あの数字は・・なんだったのでしょう?あれもやっぱり「CUBE」を思い出すけど・・。
そして最後は・・そっかーー、そういうことだったのか・・と。「1」ほどの衝撃は無かったけど、影の人物も出てきて続きへの設定は上手いというべきなのかな。

SAW3
2006年アメリカ 監督 ダーレン・リン・バウズマン 
キャストトビン・ベル ショウニー・スミス バハール・スーメキ アンガス・マクファデン ダイナ・メイヤー

う〜ん、ジグソウの生命力って。いやもう、こんなにパワーがあるのなら、もっと他のことに使えば良かったのでは・と真剣に思ってしまったわ。
今回のううっ・・のシーンは、なんと言ってもあの手術のシーンですね・・(あんまり見ないように観てました・・が)あ・・思い出したくないのに・・また脳裏に・・(汗)
1や2の回想シーン、ネタバレシーンがいろいろ出てきてちょっと複雑な心境になりましたよ、だって、謎は謎のままで・・っていう方がいいこともあるし・・。
でも・・ここで見せることが後半の展開に繋がっていたんですね。
ラストあたりの展開、ジグソウの筋書きには・・う〜ん、悔しいけど(悔しがってばかりだよーーー)やられて・・しまいましたね。
ドクターの家族のことも、最初のシーンの見せ方で勘違いしてた(させた・・・んですよね、あの見せ方で)ので驚いたし、ジグソウが最終的に誰に「ゲーム」を仕掛けていたのか・・っていうところも衝撃でした。
だけどねーー、「人を許すことを学べ」って。
いや、それを学ぶべきはジグソウ!自分自身だろうーーーー!!っとやっぱり今回も腹立たしいのでした・・。

「4」がもうすぐ公開だとか・・。
いやいや・・見ないぞ。見ない!!絶対!劇場では(えっ?ってことは?)。


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