| 2007年07月20日(金) |
「ラッキーナンバー7」(ネタバレ・・有り) |
2006年アメリカ 監督ポール・マクギガン キャスト ジョシュ・ハートネット ブルース・ウィルス モーガン・フリーマン ベン・キングズレー ルーシー・リュー
空港でひとりの男(いかにも!なにかありそうなB・ウィルスです!)が語りだす・・残酷な物語。 ・・と思ったら、一転舞台は変わり・・。
冒頭から引き込まれる作品でしたね。最後の最後まで目が離せなかったわ〜。 もちろん、ジョシュのタオル姿からも目を離しませんでしたけどね(笑) いやぁ、あんなに長くタオル姿だとは思わなかったんですよ〜!!もういっそ最後まででもいいけど〜って思いましたけど(爆) でもやっと服を着れたジョシュが、今度はアーガイルの色違いセーターを可愛く着こなしていたので、またまたそれが嬉しかったりして〜。
いけない、いけない・・ジョシュについて語ってたらそれだけで終わっちゃう(汗) うん、でもね、この作品、ジョシュの魅力は大きいですよ。 ジョシュは、柔らかいキュートな印象と、硬派な面と!両方を兼ね備えた役者さんですよね。彼だからこそ、登場したときのアンラッキーさに、思わず同情と母性本能をくすぐられ。 でもどこか余裕の表情に何か疑問を感じつつ、そして最後には驚かされ!と。 いろんな表情を見ることができましたよ。
もちろん、この作品、ジョシュだけじゃなくって、豪華なキャスト陣。ブルース・ウィルスは時々登場するだけで、何かありそうな感じだし。 ふたりのボスを演じるのはモーガン・フリーマンとベン・キングズレーなんですから!!ベン・キングズレーがお茶のカップを持ってる姿といったら。それだけで絵になってましたね。
残酷なシーンばかりじゃなくて、コミカルな場面も結構あって。 ずっと力入りっぱなし・・っていうんじゃなく、笑ったり楽しめる部分があるのが嬉しいですよね。 前半から、いろいろなところにヒントも散りばめられています。 なのでたぶんこういうことなんだろうなあ・・と思いながら見ていたのですが、ラストあたりに、もうひとつ、どんでん返しがあっても良かったかな・・って思いました。意外にそのまま終わってしまったので。
でも最後まで解けなかった謎がひとつ。これはたぶん見た方、みんな思ったんじゃないかなあって思いますが。 (ネタバレになるので最後に書きますね)
原題は「Lukey Number Slevin」なんですね〜、セブンじゃなくってスレヴン!! これもヒントなんですよね、お話の。 邦題はスレヴンとセブンをかけてる(?)のでしょうか(苦笑)7番馬券だし・・。
ジョシュのお相手はルーシー・リュー。思ったより小柄な彼女が、くるくる動き回るアパートのシーンは可愛いですよね。ジュシュが美味しそうに食べてるサンドイッチ・・バターとジャムがた〜〜っぷり。食べたくなりました(笑) でもジョシュの鼻は・・本当に痛そうでしたね〜。
さて、このあとはネタバレありです。
最大の謎は、なぜグッドキャットは少年を助けて、しかも彼の復讐の手助けまでしたか?・・ですよね。 自分のような凄腕の殺し屋に、寄りにも寄って幼い少年殺しを依頼したボスたちへの腹いせ?それとも「カンザスシティシャッフル」にのっとって、誰もが右を向いた時に、ひとり違う方を選んだ・・ということでしょうか。 まあ・・でもこの謎は本編で明かさなくてもいいものだとは思いますけどね〜。
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