2007年06月18日(月) |
「CUBE」と名がつく3つの作品 |
ここ1週間ほど、CUBEに振舞わされる日々が(笑)
「CUBE ZERO」 2004年カナダ 監督 アーニー・バーバラッシュ キャスト ザカリー・ベネット デヴィット・ヒューバンド ステファニー・ムーア はじめに見たのがこれでした。WOWOWで放映されてたのを娘が録画してて。 キューブシリーズ第3弾、シリーズ完結編だそうなのですが・・最初にこれを観るのはどうなのよ??と思いつつも。 ZEROがついてますからね!!時間設定は第1作めの「CUBE」より以前に遡っているのです。 今回はCUBE内部で、監視する側の人間も描いています。囚われの被験者と監視側、両方を描いたことで、CUBEの謎が少し明らかになるものの・・緊迫感は弱まったような気がしました(あとで見た1作目を比べると・・) でも、罪の意識から被験者を助けようとするウィン、彼がメガネの似合うなかなか素敵な男性だったのでね(マイケル・ウェザリーを思い出させるわ!!)ドキドキしちゃいましたよ。 最後は・・かな〜り後味悪かったです(涙)でも、このラストが「1」と繋がっているんですよね。う〜ん、でも酷いなあ。 被験者レインズの娘のお話がいまひとつ理解できなかったけど。本当に存在したのか・・それとも?
「CUBE IQ」 1998年 監督 ジョー・トルナトーレ キャスト ダニエル・スペンサー ヴァージニア・ヘイ パトリック・リース メリッサ・カウツ これはねぇーーー、間違えたんですよ(苦笑) だってね・・ZEROと「2」のあいだにあるんだものーー、てっきり1作目の「CUBE」かと思って借りてきました。 そしたら、なにやらのどかな音楽、そしていきなり学園ものが始まって・・。どうしようかと思いつつも、せっかく借りたのだからと・・一応最後まで見ましたが。 いや・・見ましたけどねぇ・・久々になんとも言えない・・汗。 なぜこれに「CUBE」の邦題が付けられてるのか(原題はTHE GAME ROOM です)全くもってCUBEシリーズとは一切関係ありません。 あの閉じ込められた部屋は別に立方体ではなかったと思うのだけれど。 苛められた学生が、自宅に作った核シェルターのような部屋に、自分を苛めた学生や教師を閉じ込めて復讐するというお話です・・ですけど。これはねぇ・・もう、なんとも哀しくなるほど・・見所のない映画だったのですよ(涙) お話も安易すぎるし、セットもおもちゃのようでしたし、何より悲しいのは登場人物の誰にも魅力を感じられない・・ってことでしょうか。 主人公が、なぜにあそこまで苛められなくてはならないのか・・も分からないし、苛めるほうも酷いけど、一番イヤだよ〜!!と思ったのは、「もう!!やめなさいよ」と口だけ言いつつも、でも苛める側にいつもついてる、女の子でしたね。誰より最低だと思います(キッパリ!!)
そしてやっと見れた「CUBE」 1997年カナダ 監督ヴィンチェンゾ・ナタリ キャスト モーリス・ディーン・ウィン ニコール・デ・ボア デヴィット・ヒューレット ニッキー・グァダーニ アンドリュー・ミラー
いやぁ〜、たしかにこれは噂にたがわず、なかなかに面白い作品でしたね。 凄惨なシーンもあり、ううっ・・と思う場面もありで・・苦手な分野でしたが。 見せ方が面白いです、閉じ込められた人々の会話から見える人間性。そしてそれがだんだんと・・本当の姿を見せてくる様子。 リーダーシップを取っていた警官の変貌ぶり(というか、本性ですね)がなんともいえないですよね。 数学的なことは分かりませんが、動いている・・っていう設定も面白いと思いました。因数分解・・懐かしい(苦笑) そして「ZERO」から続いている・・あの人の登場。ええっ?と思うほど、容貌が違うかったのでビックリ(でも先にこっちを見るのが普通だから、あっちがビックリなのでしょうか) 彼が登場したことによって、仲間内に生まれてくるいろいろな感情も興味深かったです。 最後までずっと緊迫感が続いて。 う〜ん、でも密室ってそれだけで怖いよね・・息が詰まりそう。そしてそこに一緒にいる人は・・選びたい(汗) ボタンを見たら・・口に入れちゃいそうな・・気がする〜(苦笑)
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