| 2007年05月02日(水) |
「ロスト・ストーリー」 |
2004年アメリカ 副題が「現代の奇妙な物語」と付けられたこの作品、7つのエピソードを7人の監督さんが撮ったオムニバス形式の映画ですが・・迷いしものたちのお話・・というだけあって、どのお話も不思議な雰囲気がただよっていましたよ〜。
で・・ビックリするのが、このキャスト陣なんです!豪華です! 1話づつ感想を少し書きますね。 監督 「同じもの]THE SAME 監督マーク・パランスキー キャストジョシュ・ハートネット これはねぇ・・ジョシュが主演じゃないですね・・ええ、もちろんジョシュが登場するとそのオーラで惹きつけられますが・・ファンなら悲鳴をあげそうなことになってますから。ホテルの部屋の雰囲気、耽美で怖い、何かが起こりそうな・・そんな予感がひしひしと。怖い童話のような、そんな雰囲気のお話ですね、「同じもの」ラストシーンでこのタイトルの意味がしっかりと・・分かります。
「ユーストン・ロード」EUSTON ROAD 監督トア・スタッパー キャストポール・ベタニー まさにポールだからこその役柄。彼だからこそ、魅入ってしまう。 7つの質問のたびに、そのシーンが再現される・・この映像が面白かったですね。最後にもうひとひねり・・欲しいところかな。
「立ち見席のみ」STANDING ROOM ONLY 監督デボラ・リー・ファーネスイ キャストヒュー・ジャックマン メアリー・エリザベス・マストラントニオ ショーの立見席を得るために、劇場の前に並ぶ人たち。台詞の無い演技って、想像する余地があって楽しい。ヒュー・ジャックマンは出てくるだけでやっぱりカッコいいのよ(笑)舞台のような間の取り方や見せ方も面白かった。
「スーパー・マーケット」SUPERMARKET 監督レーナ・ダグラス キャストイレーナ・ダグラス ジェフ・ゴールドブラム ダリル・ハンナ 往年のスターでも働かなくてはならないのね・・(汗)いや、でもマイクをもったらやっぱり演じてしまう、たとえそこがスーパーでも。 こんなスターがいるスーパーなら私も毎日通うけど(笑)
「大みそか」NEW YEAR'S EVE 監督コリン・スペクター キャストキーラ・ナイトレイ う〜ん、大晦日なのにこんな目に・・一応主人公だと思う(?)男性が気の毒だったけど。キーラちゃんは可愛いけど・・やっぱり目を引くけど、でも〇〇才・・っていうのには無理があると思う。
「ソーセージ」BANGERS 監督アンドリュー・アプトン キャストケイト・ブランシェット 7つのお話の中で一番圧倒されたのが、このエピソード。 これはね・・もう何も言わず見てください!ケイト・ブランシェットはすごいです!マッシュポテトを作る・・あの姿が〜〜、頭から離れない〜(汗)
「新しい一日」A WHOLE NEW DAYS 監督ウィリアム・ガルシア キャストジェームズ・ガンドルフィーニ 酔っ払った男が目覚めたのは空っぽの部屋。妻が自分を捨てて出て行ったと思い激怒する男だったが・・ たぶん・・そうなんだろうなあ・・って予測はつくんだけど、でも男の迫力に押されながら見てました(笑) そして最後は・・やっぱり!のオチですが、すっきりした顔でビールを飲み干す男に免じて許しましょう(笑)いや、でもこの人絶対懲りてないから!!
日本未公開の作品です。映像も荒いし、低予算なんだろうなあって思いますけど。でも何が登場するんだろうってドキドキしながら見ましたよ。 出演者たちの魅力によるところも大きいでしょうね。
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