瞳's Cinema Diary
好きなスターや好みのジャンルにやたら甘い、普通の主婦の映画日記。
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2007年01月08日(月) 「プルートで朝食を」

2005年アイルランド・イギリス 監督 ニール・ジョーダン
キャスト キリアン・マーフィ リーアム・ニーソン ルース・ネッガ ローレンス・キンラン スティーブン・レイ
ブレンダン・グリーソン ギャヴィン・フライデー イアン・ハート

去年、劇場でぜひ観たかったこの作品、こちらには来なかったのですよね・・
なのでやっとDVDで見れましたよ。

うん!!良かったですーー!!これは間違いなく年間のベストに入っちゃうだろうなあ。(まだ1月ですが)
久々にFavoriteに挙げましたので、こちらには、ちょこっとだけ感想を。

コピーは「神は、彼にほんの少しの試練を与えた」
このコピーはすごい。
捨て子であるという生い立ちも、与えられた器と気持ちが違っていたということも、友人との悲しい別れも、愛の破局も、そして死にすら直面した・・という事実も。
彼にとってはほんの少しの試練。
語る物語は、明るく、楽しく・・そうしないと悲しくなってしまうから。

そんなキトゥンの魅力にすっかり参ってしまいましたよ。
キリアン・マーフィのあの澄んだ瞳、まっすぐな視線、誰をも恨まない・・むしろ大きく包むような愛情。
悲しく辛いシーンもたくさんあるのに、彼女が登場するとスクリーンに明るい色が飾られるような。
観終わった後、とてもいとおしくて・・嬉しい、いい気持ちになりました。

「薔薇もチョコレートも信じてなかったけど」
そんな風に寂しく語る横顔も見てるから・・・
「お母さんを探しにいって・・・」のあの台詞には思わずぐぐっともらい泣き。
どんなことがあっても、いつだって、自分自身であることをやめない。
これからもきっと彼女は、愛を降り注いでいく彼女の人生の物語をしっかりと語っていくんだろうなあ。

70年代の音楽も映像にぴったりでした!「シュガー・マイ・ラブ」がまわってる〜〜。
サントラ買いましたよ!!

キトゥンのまわりの人々もと〜〜っても個性的で素敵な方々でしたね。
演じるみなさんもよかったですね。


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