瞳's Cinema Diary
好きなスターや好みのジャンルにやたら甘い、普通の主婦の映画日記。
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2006年10月13日(金) 「さよなら、さよならハリウッド」

2002年アメリカ 監督ウディ・アレン
出演 ウディ・アレン ティア・レオーニ トリート・ウィリアムズ
ジョージ・ハミルトン デブラ・メッシング ティファニー・ティーセン

アカデミー賞を2度受賞という輝かしい実績を持ちながら今はすっかり落ち目になった映画監督のもとに久々に舞い込んだのは、元妻のプロデュースするハリウッド大作。
さまざまな感情から、なんと精神的な失明状態に陥った監督が、それでもなんとかして作品を撮ろうとするのだから!!
そこから起こるなんともめちゃくちゃな・・撮影風景にぷっと噴出しながら、でもやっぱりほら風刺もぴりりと利かせてありましてよ〜。

設定は、とっても面白いと思いますよ。
え?それOK?なんて思うような撮影風景に笑わせてもらいましたよ。
応接室での、目の見えないのを隠しながらポスター選びなんていう・・やりとりも可笑しかったし。

でも、嫉妬や寂しさや、コンプレックスや、未練や。そしてまだくすぶっている成功への野望や。男性のこころの中も複雑でございますね(笑)
もしかしたら、女性より男性の方がそういう複雑で繊細な感情を持ちつづけているのかなあ・・なんて思いましたよ。
でも・・ちょっと面倒だよね?(苦笑)ああいう人・・って・・なあんて・・思ってしまいましたよ〜。でも母性本能をくすぐるタイプなのかしら?私がいないと・・って思ってしまう?

最後のあれは・・・どうなんでしょう(笑)
ものすごい皮肉なのか・・それとも愛情?(苦笑)


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