瞳's Cinema Diary
好きなスターや好みのジャンルにやたら甘い、普通の主婦の映画日記。
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2006年10月03日(火) 「X-MEN ファイナル ディシジョン」(ネタバレあり)

やっと!やっとです・・・覚悟を決めて観てきました。
今回はね・・映画雑誌で思わず見てしまったネタバレ記事にショックを受け、見る前からかなり落ち込む私。だってねぇ・・そりゃあそうでしょう、サイクロップスファンとしては、この映画は実に辛い。
暴走して、何を口走るか分からないので、申し訳ないのですが、最初からネタバレあり・・・と明記させてもらいますね。未見の方はご注意ください。

まずストーリーですが、なんと言っても今回のお話の核は「キュア」の存在。(ウルヴァリンの過去の謎などは、もうこの際置いとくわけです)ミュータントとして生きるか、その能力を捨てて、普通の人間に戻るか。この選択をめぐって、世界は大きくふたつに分かれてゆきます。
そしてジーンの存在!どれだけすごいんですかね?彼女に昔からそれほどの能力があったとは!!(少女の頃のジーンを訪ねてゆくエグゼビアとマグニートーの若作りが可愛い)

サイクロップスは・・・・「1」や「2」のあの優等生ファッション、リーダー然とした姿とは打って変わって(ついこの前また観たんですよね「1」を。サイクロップス、なんと毅然としたリーダー姿か!)やさぐれてます。ジーンの呼ぶ声に誘われてバイクを走らせる姿、ようやくウルヴァリンから取り戻したバイクですよー。降り立つ姿もスレンダーで素敵だ〜。
そうして湖に向かって思わず破壊光線をーー。思えば、このシーンのみがサイクロップスとしての姿で。今回この「3」では彼はスコットだったんですね。X-MENのリーダーの立場も忘れ、ひたすら愛する人を思う・・
初めて見た青い瞳、美しかったです。瞬きも忘れ、心に焼きつけておきました。
しかし「1」で初めて見た時から、いつかバイザーの下の瞳が見てみたいと思っていましたが・・まさか・・こんな風に見ることになろうとは(涙)
漂う・・サングラスが悲しい。

キュアをめぐる攻防戦。大勢のミュータントたちの見せ方は上手いと思いました。あんなに大勢の出番でしょ、まとめるのは大変ですよね、でもちゃんとみんなに見せ場がある(サイクロップスはもっとあってもいいと思う・・リーダーだもん!!しつこい・・か 苦笑)
特に映画では初登場のビースト!白い翼が美しいエンジェル、ウルヴァリンとのコンビネーション技を見せるコロッサスも。なにより可愛いのはキティでしたね。いや、たしかに可愛い。アイスマンが思わず氷のリンクを作っちゃう気持ちは分かる!ジャガーノートとの壁破り・・はどうなるかとハラハラしたし。
ミスティークは・・う〜ん、惜しい。もったいない、もったいない。(しかし、囚われたとき少女になったら、腕の拘束は緩んで外れるのではないのか?・・なんて重箱の隅をつついてはいけない・・)
カリストも良かったけど、私的にはあのスレンダーなアークライトがいいな(相変わらずボーイッシュな美女が好きです)アイスマンとパイロの因縁の対決も見れたし。

う〜ん、しかしね、最後はちょっとかなりお話が大きくなりましたね。ジーン、どれだけ殺すんーーー!!と思わず絶叫。そして、最後は・・・そうなんだ・・そうなるんだ・・結局、そうするしかないん?っと。

私、この映画2度泣きましたよ。
1度目はやはり湖のシーン。そしてそのあと、「スコットは?」とウルヴァリンに聞かれたジーンの絶望の表情。
2度目は、あれです。エンジェルが父親を助けに来るシーン。きっと来るんだろうなあ・・って思いましたが、あのシーンは、胸にきますね。

キュアを選ぶもの、拒否するもの。マグニートーがキュアを脅威に感じる気持ちも分かる、そしてまたローグがキュアを選択する気持ちも。
何かを選択するということは、同時に何かを捨てるということ。力を取るのか、愛を取るのか、まさにローグの場合はこれだもの。

だけどね・・やっぱり寂しいですよね、ヒーローもの、アメコミものの最後としては・・。「もしもキュアが発明されたら・・」なんて夢物語であってくれたらよかったのに・・と思ってしまう、弱い私です。


エンディングのあとのシーン。なるほど、そういうこと。伏線ありましたからね・・でも、でもそれはいくらなんでも無理なんじゃ、そこまで出来るとは・・・
続編は・・もう無いよね?スピンオフで?

すいません・・・最後にもう一度叫ばせてくださいまし。
「サイクロップス〜〜〜」!!

あ、そうそう、ジーン・グレイ、ファムケ・ヤンセン。
彼女が途中から誰かに似てるなあ・・っと思ったら、中山麻里さん。若い人は知らないよね、きっと。三田村邦彦さんの元奥さん、「サインはV」の椿麻里(古い〜〜)そう思ったら、もうそうにしか見えなくて・・困った、困った(苦笑)


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