2005年アメリカ 監督 フローラン=エミリオ・シリ キャスト ブルース・ウィリス ケヴィン・ポラック ジミー・ベネット ミシェル・ホーン
いやぁ・・なんでしょう、最近こういうサスペンスアクションものを観ると、どっと疲れてしまうのは(苦笑)
かってロス市警で敏腕交渉人として名を馳せたジェフ・タリー。しかし少年を救うことが出来なかった彼は、家族にも心を閉ざし今は田舎の町の警察署長として淡々と日々を送っている。 ところが、ある日町のはずれにある豪華な邸宅に、3人の若者たちが人質をとって立てこもった。今度こそ、とらわれた姉弟を救えるのか。しかし、事件はそれだけでは済まず、とらわれた邸宅の主人のわけあり・・な事情から、タリー自身の家族までが人質に。 この2重の人質事件をめぐって・・ハラハラ、ドキドキの展開が繰り広げられるのでした。
少年を救えなかったタリー。こういう苦悩する設定ってブルース・ウィルス、似合いますよね。そして一人立ち向かう姿・・っていうとあの「ダイ・ハード」を思い出させますが。 でも、意外になかなか邸宅には侵入しませんでした。少年を使いますか!?どうなん?あれは。 「ホーム・アローン」ばりの頑張りを見せる少年、可愛かったですね。セキュリティーばっちりの邸宅ですが・・意外にいろいろ抜け穴があってね。少年がDVDを探して書斎に入るシーンでは、指示された「天国は待ってくれる」じゃなくって、最初は「天国から来たチャンピオン」を手にするんですけど。 ここがね、面白いところなんですよね。私も大好きな映画「天国から来たチャンピオン」原題は「Heaven Can Wait」なんですよ。ということは「天国は待ってくれる」と同じなんですよね。だから賢い少年は2つのDVDを持っていった・・っていうわけなんでしょうね。 でもでも・・・たしか「天国から来たチャンピオン」は「幽霊紐育を歩く」のリメイクじゃ?ということは原題だけ同じ・・ってことでしょうか。 う〜ん、これは俄然「天国は待ってくれる」っていう映画が気になってきましたよ。あとでググッてみよう〜っと。
タリーの家族を人質にとって迫る麻薬組織(?)でしたっけ、あの人たちとタリーのやりとりより、私はむしろ3人の若者たちの葛藤の方に目が行きましたよ。あの兄弟・・ここまでのことになるとは思わずに・・・っていう姿がなんともいえませんでしたね。兄弟が声をかけたあの謎の若者マース・・怖かったわ〜、久々に怖いなあって思いました。 とらわれた少女役、ブルース・ウィルスの実の娘さんだとか!!そうなんだ〜、お父さん似なんだね(お母さんに似たら・・もっと美・・・・ごめん〜いえ、なかなか個性的かと)
最後までどうなるかとハラハラしましたけど、でもFBIを装って(いや、装ってないのかもしれませんが・・そこのところは謎のまま・・・ですが)やってきて結局自分達で突破するわけですね・・あそこがね・・最後まで影から指示してた方が面白かったのじゃ・・って思いました。爆発や、発砲やで派手にはなりましたけど。
ブルース・ウィルス、男泣きも似合います!!
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