2005年アメリカ 監督デヴィッド・R・エリス キャスト キム・ベイシンガー クリス・エヴァンス ジェイソン・ステイサム ウィリアム・H・メイシー ノア・エメリッヒ
90分という短い時間で、スピーディーに無駄なく、上手くまとめた脚本と、サスペンスの中にもところどころユーモラスでほっとする映画。楽しめました。 誘拐はいきなり!でしたね。前起きなく、冒頭から。え?もう〜!ってくらいです。そして壊された電話を必死で直すキム・ベイシンガー。誰に繋がるか分からない・・っていう設定も面白いですよね。 そして繋がったのはお調子者?っぽいお兄ちゃん。立派な上半身をさらしてますけど、大丈夫かな?この子で・・・って(笑)思いながら見ていましたが。この男の子がとても素直で、逆に理屈っぽい男の子でなかったのが良かったのかもしれないですよね。 キムにリードされながら、彼が必死で移動する様子。ちょっと無理もあるかな・・って思いつつも、でもその展開が結構上手く出来ていて、たとえば、電波が弱くなって切れそうだからこれ以上階を上がれない・・とか。 充電しなくてはならなくなって慌てる様子とか。 あと一歩というところでダメで、そこでまた違う方法を考えて・・・っていう。 最後まで、この携帯電話が上手く使われていたのが良かったわ。犯人と対峙したときも、そして最後の会話まで。 エンドロールにまで使われる遊び心〜!
周りの方たちも印象的で、いいお仕事してましたよね(笑)青い車の男性も。パックをしてる刑事さんも。ずっと人を撃たないでやってきてたのに・・っていう一言や、金魚をちゃんとコップに入れてあげてるところとか。 私敵に、一番あせったのは、あの充電器を買いに行くところです。ああいうのって、ありますよね(笑)整理券を取って・・って言われておにいちゃんが切れちゃうところ、思わずもうしかたないよ!やっちゃって〜!って心で言ってましたね(笑)でもちゃんとお金払って偉いよ!
キム・ベイシンガーもあの怖〜い犯人さんたちとのやりとり、盛り上げていましたよね。おびえる彼女の必死の反撃ぶりは、とても真にせまってて。
最後までず〜っとどうなるかと、ドキドキさせてくれました。でもクリス・エヴァンズおにいちゃん、頑張りましたね。彼女のことを聞かれたときもこれまでの彼だったら、きっと答えていたでしょうに。 とてもたくましく見えました。
携帯電話っていろんな機能があるんですね。私なんて電話とメールだけだけど・・
そうそう、あのキムの息子さんのデイパックが「ロードオブ・ザ・リング」っていうのに妙に受けちゃいました(笑)
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