瞳's Cinema Diary
好きなスターや好みのジャンルにやたら甘い、普通の主婦の映画日記。
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2006年02月05日(日) 「高慢と偏見」(追記あり)

1940年アメリカ 監督 ロバート・Z・レオナード
キャスト グリア・ガーソン ローレンス・オリヴィエ モーリン・オサリヴァン

ローレンス・オリヴィエのダーシー!!見ましたよ〜。
物語の最初は、とても原作に忠実です。会話もほとんど原作のまま。
そしてベネット家の5人姉妹。
エリザベスは・・かなりはっきりした顔立ちですねぇ、なんていうか派手です。化粧濃い〜(苦笑)いや、登場する女性達はみんなお化粧濃いですけど・・この時代のメイク・・なのでしょう、きっと。
姉のジェシーの方が小柄でとてもおとなしくて、エリザベスの方がお姉さんって感じです。

ええ〜っと、こちらのダーシーも高慢には見えないのですけど・・私(汗)もしや、私は男性に甘いのか・・(笑)いえ、口の上手い男性が嫌いなだけよ、きっと(笑)ローレンス・オリヴィエは、私の中では「嵐が丘」の印象が強いので、ヒースクリフ!って思いながら見てしまった〜(汗)後半とか、結構情熱的な感じで。
エリザベスは顔の印象もあってか(ごめんなさい〜)とっても気が強いって感じが拭い去れなかった・・でも最後は可愛らしい笑顔でしたね。

そして、こちらのコリンズさんは〜〜!!田中邦衛さんでした(爆)そっくりですから〜(笑)動作や動きが可笑しいのです。あの服の後ろをぴょんとあげてイスに座るところ・・とか。
ウィッカム大佐は、なんだかとても怪しかったですね。そしてかなりのずうずうしさ。ダーシーがいても平気でしたから。

キャサリン夫人は・・威厳はあんまりなかったですね。怖い感じがしなかったです。
だって、最後は原作と全然違う役回りを演じていましたから。
それまでずっと原作に忠実に描かれていたこの物語、ラストにいたって・・どうしてでしょうか、かなり変えられていましたよ〜。
急にハッピー、ハッピーでしたね(笑)
全部まとめて片付けるつもり・・とは(笑)

そして、どちらかというと、こちらの作品は、胸きゅん!ってするっていう切なさはあまり感じられなかったですね。なんでかしら?安心してみちゃった(?)
エリザベスがあまりにも堂々としてたからかな?少しのことでは大丈夫って感じだったの。そしてお母さん!こちらのお母さんがまたコメディぽくって。シャルロットのお母さんとすごく張り合ってて、馬車競争なんてしちゃうんです。可笑しい。

でも一番驚いたのは、ダーシーの思いを受け入れた二人の最後の熱々シーンでしたよ!1940年版のこの映画で、こんな情熱的なシーンがあるとは〜。
この前観た2005年版では、あんなに乙女チックなラブシーンでしたからねぇ(笑)

ダーシーの豪華なお屋敷・・のシーンが無かったのが残念でした。
でも粗末な・・って言われてるベネット家のお庭(最後に映る)!立派でしたけどね、充分。


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