瞳's Cinema Diary
好きなスターや好みのジャンルにやたら甘い、普通の主婦の映画日記。
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2005年10月15日(土) 「夢のチョコレート工場」

1971年アメリカ 監督メル・スチュアート
キャスト ジーン・ワイルダー ジャック・アルバートソン ピーター・オーストラム

お友達から、こっちの「チョコレート工場」もいいよ!ってお薦めいただいたのですけど!!
いやぁ〜〜、これすっごく楽しかった。
まず、オープニング。チョコレートができていくシーン、これがとっても美味しそうで。甘い香りがだたよってきそう〜、これでもうすでに目がクギ付けに。
子ども達が集まるお菓子屋さんも可愛い。店員さんが急に歌いだすのです、ミュージカル調。キャンディやらチョコやばらまいて。
こちらのチャーリーはかなり苦学生風(?)なんとお父さんがいないのね・・そして新聞配達とかして頑張ってました。

ジーン・ワイルダーのワンカさんは、笑顔が優しそうだけど、でもちょっぴり寂しそうで。そして謎めいているのです。あの船に乗ったシーン、あそこのワンカさん・・目が怖かったですよ〜。
4人の子ども達、あのなんでも欲しがる女の子!!上手いね〜、あんまり上手くて憎憎しいことったら。
バイオレットは・・膨張してたけど・・顔はそのまんま・・でした(爆)
もちろんCGとかないので、工場のシーンは可笑しいほど手作り感に溢れているのですけど、それがほのぼのしてて、なんだかとても楽しかったのです。次、何がどんな風に出てくるんだろう・・って期待で。
あの砂糖で作ったピンクの船(原作では)がピンクでないのが残念でしたけど・・
そしてリスは・・・なぜかガチョウでした(笑)だって・ほらリスは無理ですよね、きっと。でもなぜガチョウ?金の卵・・を出したかったのかな?いかにも童話風だから。

チャーリーとおじいちゃん!!あららら・・意外と普通ぽくって。あんなことやっちゃってましたから!でもあのふわふわ浮いてるシーンは可笑しかったです。(あ、おじいちゃんが、工場に出かけようとベッドから立ち上がってふらふら・・するシーンも楽しい)

最後はね、意外な終わりでした。でも、人間不信に陥っていたワンカさん・・ということを考えると、納得・・の終わり方で上手いなあって思いましたよ。チャーリーのとった行動も子どもらしくて、でもいい子で、素直に感動しちゃいました。あの老人の謎もね・・

おおっと、忘れちゃいけません!ウンパ・ルンパ。
子鬼さんみたい。顔と体の比重が怪しい(笑)でもこれがすごくツボにはまって、可笑しくて楽しくて。

バートン監督の作品の方が、ブラックな風味が効いてビターなチョコの仕上がりなら、こちらはちょっぴりスイートでしょうか。
甘党の私は、こちらも大いに気に入って、即効DVDを買ってしまいましたよ〜。


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