2001年アメリカ 監督 ジョエル・コーエン キャスト ビリー・ボブ・ソーントン フランシス・マクドーマンド マイケル・バダルゴ スカーレット・ヨハンセン
義理の兄の経営する理髪店で働くエド。おしゃべりな義兄のとめどもない話を聞きながら、無口な彼は毎日毎日、お客の髪を切る。 妻は、勤務先の上司のデイヴと不倫をしているらしい・・ ある日、店に髪を切りに来たセールスマンの話にちょっとした興味を覚えたエドは、出資金を得るために不倫をネタにデイヴを恐喝してみるのだったが・・・
ちょっとした気持ちだったのでしょうね、本当に。 髪型を変えるくらいの・・。ちょっとお金をもらって、もうけ話に乗って。もしかしたら、冴えない自分の人生も少しは変わるかもしれない・・と。 それがあんなことになってゆくとは。
静かで、堅い眼差しのエド(ビリー・ボブ・ソーントン)イイですよね〜。 私の中では「スリング・ブレイド」のイメージが強い彼ですけど、いや、ハンサムなのですねぇーー!!デイヴなんかより、よっぽどいい男だと思うのですけど。 でも無口で表情を変えない、彼の内面は、あの少女(スカーレット・ヨハンセンですよぉーー!可愛いですねぇ・・でもやっぱり口元はセクシーです 笑)の言ったように激情型だったのかもしれませんね。 エドの中の秘められた声がナレーションとなって、どんどんと語られてゆくように。
不思議なシーンも出てきますしね。 見終わった後から、いろんなイメージや、思いが湧いてくるような映画でしたね。 エドは、あんなふうでしたけど奥さんのこと、愛していたと私は感じたけど。ベッドで眠る彼女を見ているシーンとか。
DVDは劇場公開時の白黒とカラー版がありました。私は白黒で観たのですけど、雰囲気あってていいなあって思いましたよ。エドの表情とか、カラー版だと逆に想像できないんですけど・・どうなんでしょうか?カラーで見た方の感想を聞きたいですね。
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