| 2005年04月13日(水) |
「キングダムオブ・ヘブン」ジャパンプレミア |
六本木ヒルズで開催されたジャパンプレミアに参加して。
前から3列目の席だったのです。そりゃあ、もうオーリィ見るのには最高の席だったのですけど。 映画を見るのは、かなりキツかったです。全体が見えない。どこにいるのか、どんな絵になっているのか、分かりにくかったし。 なので、感想もちゃんとは書けないのですけど。
全体の印象としては・・とても難しかったですね。 十字軍自体がよく分かってなくって。宗教的な考えとかも、日本人の私には理解できないところもあるし。 そして編集途中って聞いたのですけど、ずいぶん、カットしたのかなあって思いました。2時間20分くらいになってましたけど、もっと長くてもいいんじゃないかと。 お話が駆け足で、バリアンと父のシーンなんて・・え?もう終わり?って。もっと見たかったわ。短すぎる・・二人がどんなふうに心をつなげてゆくのか、バリアンが父親からうけついだものは何なのか・・・そのあたりをもっとじっくりみたかった。 エヴァ・グリーン演じる王女とのシーンも・・いまひとつ、二人の気持ちがよく分からない。騎士とお姫様のラブストーリーなんて思ってみたら、痛い目にあいますわ。ラブシーンも短いし(ぼそっ・・、いや、ほんと短い、すごいカットだわん・・)
でもね、やっぱりスコット監督の作品は、すばらしい雰囲気ですよね。映像のひとつ、ひとつ、どんなところも見事です。戦闘シーンもずっしりと重い、重い。 だからこそ・・もっともっと見たかったの。
リーアムや、ジェレミーやエドワード・ノートン。演技力ある方に脇を固めていただいて。オーリィ、頑張ってましたね。すごく受身の主人公だと思うんですよ。印象に残るっていう意味でいうと、サラディンやボードワンの方が強いと思う。 だからよけい難しいんじゃないかと。 でも余計な力をいれずに自然に演じられていたのではないかと思います。最後の市民を鼓舞するシーンは、素晴らしかったですよ。声も力強く通ってました。 サラディンはとても印象に残るキャラでしたね。最後にバリアンが聞いた問いに対する彼の答えは・・あそこはいいですよね〜。
あぁ・・それにしても、やっぱりオーリィ、時代物の格好似合うよね〜〜!! 今回は、汚れてたり、血にまみれてたり・・のシーンが多いですけど、それもまた素敵なのでした(って最後はやっぱりそれなのね・・苦笑) そして、何より嬉しいのは、ず〜〜〜と出てること!(主役だもんね、カルシウム・キッドもそうだったけどスクリーンで見れるのはこれが始めての主役だもの。)
公開始まったら、今度は全体が見える席で、じ〜っくり見よう。 そして、字幕・・お願いしますよぉ。なんだかね、セリフ訳されてないところとかあったと・・思うのですけど。これも編集途中だからなのかしら。
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