| 2005年04月20日(水) |
「世界の中心で愛を叫ぶ」 |
2004年日本 監督 行定 勲 キャスト 大沢たかお 柴崎コウ 長澤まさみ 森山未来 山崎努
あんなに若くって、可愛らしくって、成績も良くって、性格もいい。 そんな憧れの彼女アキと、付き合うことが出来て。嬉しさの真っ最中に、悲劇に襲われたら。 初恋の人を亡くす悲しさは、きっとどうしたって忘れられるものじゃないよね。
私もお友達を白血病で失って、でもまだいまだにそれが信じられなくって。 だからこの映画を見ている間も、ずっとアキとお友達がだぶってしまった。
「どうしたって忘れられない」朔太郎は嘆くけど。 忘れられなくってもいいと思う。忘れられるものじゃないから。 アキがどんなに必死に生きようとしたのか、未来を望んでいたのか。 それを一番知っているのが、朔太郎なのだから、だから彼は、そんな彼女の思いを胸に生きていかなければいけないと思う。 それがアキの望みでもあると思うから。
律子と朔太郎の出会いは、運命的。もしかしたら、それはアキが天国でしくんだことかもしれない・・なんて思ってしまうね。
それにしても、もう初恋なんて忘れそうな私に、学生時代の、あの淡い思いを思い出させてくれたな、この二人は。 長澤まさみちゃん、爽やかで、可愛いよね。
香川ロケもチェックしました。あ、あそこかな・・っていうところもちらほら。 去年恋人たちが押し寄せた庵治は、うちの近く。 なんということもない、普通の風景だけど、そういう風景が郷愁を誘うのかな。 淡い、初恋の二人にぴったりでしたね。
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