| 2005年02月15日(火) |
「キング・アーサー」 |
2004年アメリカ 監督アントワーン・フークア キャスト クライヴ・オーウェン ヨアン・グリフィズ キーラ・ナイトレイ スティーブン・ディレイン
アーサー王と円卓の騎士・・いや、こんな壮大な話(というか、かなり伝説やら入ってて騎士たちのエピソードも多いのに)どうやって映画化・・って思いましたら。 そういうファンタジー要素は無くしてましたね。なので魔術とか聖剣伝説とか・・そういうのを期待してみると全く違うお話なのですけど。でもそういうの全部描ききると「指輪」のように3部作とかにしないと無理だし。
これは、一人の王と彼を信頼して戦う騎士たちの物語・・でした。 アーサー王役のクライヴ・オーウェン。たしかに地味です。伝説の王としてのオーラよりも一人の苦悩する王・・といった風がぴったりでしたね。でも地に足のついた誠実な王・・っていう役柄は彼に合っていたのでは。 そして、やっぱり騎士たちですよ!!私乙女ですからねぇ(笑)何はともかく騎士たちは大好きなわけです。素敵でしたよね〜でも素敵なだけに途中からもうあることが気になって、気になって。 こういうお話見てると・・(私のいけない癖なのですけど)もう最後まで生き残るのが誰か・・そればっかり気になってね。 大丈夫だよね、ランスロットとトリスタン・・祈るように観てたのですけど・・
いや・・・何も言いますまい・・・。三角関係はどうするん・・・とかイゾルデはどうなるん!!とかそういう突っ込みも言いますまい。うう・・・でも、ちょっと怒ってます、わたし。
氷上の戦闘シーンは、面白かったですよね。どうなることかと、あそこは手に汗握りました。 まあ・・だけど、どうでしょうか・・・グィネヴィアのあの戦いぶりは。ブラッカイマーは、キーラ嬢を戦わせるのが好きですよね。あの場所で、あのひらひらした薄着。しかも最後は強すぎだし。あそこまでさせることは無いのでは・・って思ってしまいました。もう少し別の方面で魅力を見せて欲しかったし、彼女ならそれが出来ると思うのですけど。 ランスロットと彼女のかわす視線は、なかなか意味深でしたよね・・ああいう風に片鱗を見せるとは・・ね。
ただただ・・あのアーサー王伝説の映画化・・と思うとやっぱりどうしてももう少し壮大なお話にして欲しかったな・・って気はします。 ラストも物足りないなぁ・・んん〜ん。
そしてランスロットとトリスタン・・・ いやだわ、まだ言ってる、この人(涙)
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