| 2005年01月22日(土) |
「スイミング・プール」 |
2004年フランス 監督フランソワ・オゾン キャスト シャーロット・ランプリング リュディヴィーヌ・サニエ
うううう〜〜〜〜ん・・・・唸りました、久々に。 久々にいろんな風に想像したり、こういうことかしらね?って思ったり。これは、すごくいろいろ解釈できる映画だと思うのですよね〜。
ミステリー作家のサラ・モートン。かなりお疲れで、シリーズの新作を書くのにもあきあき。出版社の社長ジョンの薦めで彼の南仏にある別荘で過ごすことになったのだけれど・・・。後から行くといったジョンは来ず、思いがけないことに彼の娘ジュリーと過ごすことになり。
奔放に男を連れ込むジュリーに執筆を邪魔されいらだつサラだけど、しだいにジュリーに興味を覚え彼女を観察することに。 思い切りよく!大胆なヌードを披露するサニエと、静かに、でも軽蔑とも羨望ともなんともいえない目線を送るランプリングはやっぱり凄い。 窓やガラスなんかが上手く使われているのですよね。十字架がかけられていたり、隠していたり。
そして、スイミング・プール。キラキラ光る水面が眩しい。あのカバーが巻き上げられるシーンのドキドキ感はね・・・
サニエだけかと思ったら、なんとランプリングまでその肢体を披露なさってね。おしげなく見せるサニエも良いのですけど(笑)一度っきりの彼女の方のお姿が印象的なのですわ。 ボウルいっぱいのヨーグルトをがばーっと出すところとかもね〜。
このあとネタバレ・・・未見の方は要注意ですよん。なにせ、ミステリーですからね、ミステリー。
最後に編集長の娘が登場するのですけど、サニエ演じるジュリーとは違っていたのですよね。だとすると、ジュリーは何者だったのか?そもそもジュリーは、別荘に現れたのか?彼女はサラの想像の人物なのか・・・。殺人事件は本当にあったのか?
これは、もういろんな風に取れますよね。観た人がそれぞれいろんな解釈をしても良いのではないでしょうか。 でもひとつだけ、はっきりいえるのは、サラが最初登場した時と、最後に編集室を出るときと全く顔つきが変わっていたこと! 別荘での休暇は、彼女に自信と美しさを与えた。自分を利用しているのか、好きなのかはっきりしないような男(編集長)に見切りをつけ、新しい出発をした彼女の顔のすがすがしさときたら。 彼女は本の中でジュリーを描きながら、また自分自身も奔放に振る舞い、情熱に身を任せていたのかも。
映画の中で起った殺人事件よりも、この映画自体がひとつのミステリー。 ミステリーと言えば・・・ジュリーのかかわる男性たちって、どうして誰も彼もあんなに・・イケテナイのでしょうねぇ(苦笑)
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