2004年アメリカ 監督マーク・フォスター キャスト ジョニー・デップ ケイト・ウィンスレット ジュリー・クリスティー ラダ・ミッチェル ダスティン・ホフマン フレディ・ハイモア
大切な人を無くしたら・・・ 人は、どうやってその悲しみを癒すのだろう・・
劇作家バリと4人の少年たちとの出会い・・ この公園での出会いのシーンがとても好き。子どもたちの遊びの王国になんのためらいもなく、自然に入り込んでいるバリ。 「ただの犬だよ」と言うピーターに「ただの・・!?」「ただの犬だなんて・・」「彼はクマになろうとしてるのに」と愛犬とダンスして見せたり、庭で海賊ごっこをやったり。 永遠の少年(と私が思っている)ジョニーになんてぴったりの役かしら!! ジョニーのコスプレも楽しいのです。
一人だけ父親を亡くした痛手から立ち直れないピーターと自分も少年の頃愛する兄を亡くしたバリとの心の触れ合いには胸を打たれました。 でも一方で私がとても心引かれたのは4人の少年たちの長男ジョージでした。 父親を亡くし、今また母親までもが病気に倒れ・・自分がしっかりしなければいけない・・「君がお母さんを説得するんだ」とバリに言われた時の彼の顔! 悲しんでばかりもいられない・・長男は大変なのだわ。私、自分が長女だからかなあ・・とっても彼が気になったのでした。 そして、娘を心配するあまりバリに冷たくあたる少年たちの祖母デュ・モーリエ夫人!彼女の気持ちもとてもよく分かるのです。
大切な人を亡くすことも辛いけど 愛する者を置いていけなければいけないことも、きっともっと辛いことなのでしょうね。 少年たちの母親シルヴィアがバリに言った「ずっとあなたと夢を見ていたかった」という言葉に涙が出ました。
「ピーターパン」の劇の初日の様子、これはとっても面白かったですね。こんなおじさんたちばっかりで・・一体どんな「ピーターパン」って思ったのですけど、最初。 あのピーターがふわっと舞い上がるシーン、あそこで思わずうわ〜って言いそうになりましたもの。 子どもたちを客席に招いて劇を見せる・・あれは上手いですよね。子どもたちの笑い声に大人の顔もほころんできて。
バリと奥さんの気持ちのすれ違い・・これってもっと深く見せたらダメかしらね? このあたりがあまりにさらりとしていて綺麗すぎるかも・・って思いました。
公園の緑、別荘の庭、そしてネバーランド。 緑がとても印象的な映画でした。 ジュリー・クリスティとダスティン・ホフマンも嬉しかったな〜。
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