| 2005年01月02日(日) |
「天使も許さぬ恋ゆえに」 |
1991年アメリカ 監督 チャールズ・スターリッジ キャスト ヘレナ・ボナム・カーター ジュディ・デイヴィス ルパート・グレイブス ヘレン・ミレン バーバラ・ジェフォード
イタリアが舞台で、ヘレナ・ボナム=カーターが出てて・・っていうと「眺めのいい部屋」を思い出すなあって思ったら、原作が同じE・M・フォスターさんです。
格式高い(らしい)イギリス貴族の長男に嫁いだリリア。夫亡き後、義弟の薦めでイタリアに旅行に行くのだが、そこで出会った貧しく年若い美青年と電撃的に結婚して・・・
たとえ未亡人となっても亡き長男の嫁・・世間体を気にして彼女の結婚を認めようとしないイギリスの義母たち。 母親や姉とリリアの間にたって、優しいんだか、優柔不断なんだか・・な義弟を演じるルパート・グレイブスがね、気の毒と言うか、しっかりして!!っていうか。 人生を楽しむことを知っているイタリア人と体面ばかりを気にして本音を言おうとしないイギリス人っていう・・この図式はなんなんでしょうねぇ。 まあ・・そういうお国柄っていうのはあるでしょうけど。
でも、リリアの息子を自分たちの元に引き取ろうとする義母と義姉の強引さは凄いなあ・あそこまでするとは・・。ジュディ・デイヴィスの義姉のあのヒステリックさに腹が立つんだけど、あのブラウスのシミを見てるとなんだか力が抜けてくるし(苦笑) リリアの友達で一緒にイタリアに旅してきた娘役でヘレナが出てるのですけど、ちょっと微妙な役だったなあ。
魅力的!ってもてもてのイタリア青年ジーノなんですけどう〜ん、私はそんなに素敵に思えなかったけど・・・感情的過ぎるし・・なんだか怖いんですけど・・しかもあんなにあっさりと浮気を認めたり。 あ、でも息子とのシーンはとっても良かったわ。あの赤ちゃん!がまた!!すっごい可愛いのですよ、まるで天使のようでした。
イタリアが好きで人生を楽しむ彼らを羨ましく思ってるけど、母や姉には逆らえない、けど、ジーノも好きだし・・っていう義弟のルパートの方がね、なんだかこう自分に近いものを感じて彼寄りで観ちゃったわ。イタリアに感化されて変わっていくのかなあって思ったら、でもやっぱり変われないっていう、そのまあ・・じれったさっていうのかな、それがねぇ、なんとも。
イギリスのお屋敷のシーンでは、午後のお茶の時間やら朝のティータイムやらが観られたり、リリアがイギリス式ティーパーティを開くっていうシーンやら(残念ながら話の中だけで映像は無かったのですけど)義姉がイタリアでお茶を頼むシーンとか。 お茶ネタシーンも数々ありました。
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