| 2004年03月08日(月) |
「キャラクター 孤独な人の肖像」 |
1996年オランダ 監督 マイケ・ファン・ディム キャスト ヤン・デクレール フェジャ・ファンフィエット ベティ・スヒュルートン ビクトー・ロウ
第70回アカデミー外国語映画賞受賞作品。 オランダの港町で執行官ドレイブルハーブンが死体で発見される。容疑者の若者は自らの生い立ちを語りだす。若者とドレイブルハーブンとの間にいったい何があったのか、彼らの関係は。はたして若者は本当にドレイブルハーブンを殺したのだろうか・・・・
独特の雰囲気を醸し出す・・その映像。 霧のかかったような暗い港町で、若者ヤコブは生まれた。寡黙で語らない母との静か過ぎる日々。Tまでしかない百貨辞典を読むことがヤコブの楽しみだった。 ある日ヤコブは自分の父親を知るのだが・・・ 重いねえ・・・重厚というか、渋い〜。いぶし銀のようだわね。 でもたいくつかというと、決してそうじゃなくって。ヤコブと母、ドレイブルハーブンとの関係にぐんぐん引き込まれてゆく。なぜにこんなに語らないのでしょうか・・・ヤコブのお母さん。 ドレイブルハーブンも怖い・・けど、でもなんだか彼なりの愛情表現が隠されているのでは・・・って思ってしまった。
ヤコブも物静かなようだけど、熱いものがあったわね。父親への反発と見返したいという気持ち。それが実現した時に一気に押さえてきた気持ちが噴出してきたのでしょうか。あの飛びかかりようはねえ!!凄かった〜。 ヤコブと職場の女性との恋は・・・う〜ん、理解できないところもあったわー。
ひとつの家族の物語・・なのでしょうか、これは。 ラスト、ヤコブが受け取った手紙の最後の言葉に・・・ちょっと泣けちゃいましたよ。 こんなに孤独に生きなくても・・・。
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