| 2004年01月12日(月) |
「メイド・イン・マンハッタン」 |
2002年アメリカ 監督 ウェイン・ワン キャスト ジェニファー・ロペス レイフ・ファインズ ナターシャ・リチャードソン ボブ・ホスキンス スタンリー・トゥッチ タイラー・ガルシア・ポジー
マンハッタンの一流ホテルのメイドと上院議員候補の恋物語。まさにシンデレラ・ストーリーってわけですよね。 童話のシンデレラと違うのは、マリサには子どもがいて、仕事仲間がいて、仕事に対する向上心もあって。 だから、しっかりとたくましいよね。演じるのはジェニファー・コネリー。結構腕とかもたくましいのね・・二の腕しっかり、肩幅もガチっと。 プロ意識ばっちりのメイドの彼女が、いくら着なくなったとはいえ、お客の高価なコートを着ちゃうってところはちょっと無理のある展開ですけど。それはこの際、良いのです。そういうことを気にしていたら、楽しめません!!きっぱりと言いましょう。突込みどころは多々あっても、王子様との恋を楽しむべきなのですー。 王子様役(クリス)は、レイフ・ファインズ。優しい微笑が素敵だわ〜。マリサのしっかりと意見を述べる様子を嬉しそうに聞いてるところなんて、2世政治家さんって感じよ。ちょっとおぼっちゃん風でねー。なので、しっかりものの彼女に惹かれたのかしら。 キューピッド役は、マリサの息子。彼が最初に学校でのスピーチに失敗しちゃうエピソードは、あとでうまく使われていますよね。小道具とかも。 マリサをシンデレラに変える魔法使いは、ホテルの仲間たちでした。ドレスやら、靴やら、宝石まで!!美しく変身(といっても、ジェニファーって顔立ちはっきりしてるから、メイドの時も美人だからねえ・・)したヒロイン登場・・ここがやっぱり見所でしょ。 けれど、現代のシンデレラには、ちゃんと試練も待ってますからねー。
もう少し、マリサの心の葛藤なんかも見せてくれたらよかったかなって思うけど。ちょっと硬い感じがしたの。仕事で上に行きたい気持ちと、彼への気持ち。母とのやりとりとか。
脇を固めるホテルの仲間たちや、クリスの参謀さんとかが良い味だしてましたね〜。
|