2002年アメリカ 監督 ジョエル・シューマカー キャスト コリン・ファレル フォレスト・ウィティカー ケイティ・ホームズ ラダ・ミッチェル
スチューアート、愛称スチュ。携帯を片手に今日も口先三寸、嘘で固めた彼流のやり方で一流と自負する(その実彼が手がけた有名タレントなどいないのだが)宣伝マンだ。 そんな彼は、毎日同じ時間に8番街のフォーンブースから電話をかけるのが日課だ。携帯を持つ彼がそこで電話をする理由・・それはもちろんご想像どおり・・ 今日も電話を終え、ブースを出ようとしたスチュ。その時ブースの電話が鳴り響き、なにげなくスチュは受話器を取る・・それが恐怖の始まりだった。
ほとんどコリン・ファレルの一人芝居状態でした。 フォーンブースから出るに出られないスチュ。最初のとまどいが、徐々に怒りに、そして恐怖にかわっていく。 コリンは良いですねぇ。相変わらず濃いですけど、眉毛も凄いですけど(笑)。 偉そうにしていた彼が、どんどん情けない表情になってゆく・・その顔ときたら!もう真に迫ってますもの。 思わずどうにかしてあげて!そこまで言わさなくても!って同情してしまいましたよ。たしかに彼は嘘ばっかりだし、不誠実だし、ひどいことも言ってます。でも、もっと悪いことしてる人いっぱいいるのに・・なぜここまで〜ってつい思ってしまいました(汗) 最後の告白するところなんて、涙と鼻水(?)でぐちゃぐちゃになったスチュの悲痛な告白に思わず感動までしちゃったりして。 奥さんと愛人、どっちを狙って欲しい?って聞かれたところも盛り上がりましたね。どうなるかとドキドキしました。ブースに近づこうとする人に思わず、ダメ!!近づいちゃ!って思いながら。そういうのがこの映画の狙いなんでしょうね。 最後はもう少しなにか有っても・・・って思いましたけど、さらっとまた怖がらせるとは・・上手いですね。 意外な人が出てるんですよ。 でもパンフとか、普通に名前が出てるので、これはあとで読むほうがいいかな。私は予備知識なしで観たので、ええ〜って驚きがありました。
ま、でも公衆電話鳴っても絶対取らないゾ!!私は!!
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